坂本真綾「なんで私のことなんか覚えていたんだろう」

また、陰で応援してくれている人など、自身にとっての足ながおじさんは誰かという質問には、井上が「飲食店の方とか、地方地方でよくしてくれて、その都度おいしいものを食べさせてくれる人が僕を支えてくれているなと思うことはあります。もちろんお金は払いますけど、それ以上の無償の愛みたいなものをくださって。人生の先輩という感じでいろいろな話をしたりします」と回答。
坂本は「この作品を生み出されたジョン・ケアードさん。私は前に『レ・ミゼラブル』という作品でご一緒していたんですけど、本当に影の薄い人間だったのに、声をかけてこの作品のオーディションに呼んでいただいたというので、なんで私のことなんか覚えていたんだろうということもありますし、この新しい作品に会わせてくれたという意味では、足ながおじさんさんみたいだなと思います」と感謝の意を表する。
上白石は「この間地元に帰省したときに祖父母に久しぶりに会って、もう高齢なんですけど、(出演作品を)全部見てくれていて、いろいろ反応もしてくれて。祖母が最近刺し子にハマっていると言って作った布を持たせてくれたので、今回それを鏡前に敷いて、祖母の見えないパワーと共に頑張っています」と家族愛を明かした。
最後に井上が「とにかく1人でも多くの方に見ていただきたい作品なので、心を込めて毎回お届けします。今回は3人で届けられるのをとってもうれしく思っておりますので、ぜひ楽しみにして劇場にお越しください」と呼び掛け、会見は終了した。
































