設定あり…エンディングは「ほとんどアドリブ」
――座長であるお二人は撮影現場ではどういった印象でしょうか?また、撮影現場のキャスト陣の様子はいかがですか?
座長のお二人は監督とよく相談しながら丁寧に作り上げている姿が印象的でした。原作にあるシーンもドラマオリジナルのシーンも、どちらも違った難しさがありましたが、監督のリクエストに応えるお二人の柔軟さや表現力に驚きを感じていました。お二人とも何度も「現場が楽しくて、幸せです」と伝えてくれて、制作冥利に尽きました!
また、待機中はまさに和気あいあいといった撮影現場で、樹役の佐藤瑠雅さんと翔平役のHAYATOさんも含め、撮影していない間はずっと皆で話しているんです(笑)。撮影はまだ夏の暑い時期だったのですが、自分の出番じゃなくても撮影を近くで見ていたり。佐藤さんとHAYATOさんは、クランクアップ後にも現場に来てくれて、「セラピーロスなんです」と言っていました。
ミックスバーのメンバーとも仲が良く、そんなキャスト陣をバーのママ役の山中崇さんが温かく見守っていて、まさに作中のママのようでした!
――丹羽Pのお気に入りのシーンやせりふ、また視聴者が喜びそうな裏話があれば教えてください
原作にあるシーンだと4話で、静真が湊の好きなところをたくさん挙げて「お前には見えていなくても、俺にはお前のいい所がたくさん見えているってこと」と真正面から肯定する場面がお気に入りです。
冨田さんのスパダリ感溢れるお芝居がすごく上手で、それに照れている湊も可愛らしくて。あと今日放送の8話の終盤は、原作でも特に愛されているシーンなので、是非注目して欲しいです!
ドラマオリジナルの要素で言えば、オープニングとエンディングが大好きです。オープニングテーマは龍宮城「SUGAR」、エンディングテーマはMAZZEL「Only You」と、W主演のお二人がアーティストとして活躍されているからこそのお力添えをお願いしました。
原作の世界観の再現性が特に問われるBL作品の実写化において、結構チャレンジングな試みだと思っていたのですが、2曲とも本当に素敵な楽曲で…まさに実写版「セラピーゲーム」になくてはならないピースになりました。
また、実はエンディングは湊がベランダで二人の日々を思い出している設定で、大部分がアドリブです。撮影がクランクアップの日だったので、作中での湊と静真を一通り演じ終えていたことも幸いして、お二人もノリノリでいろんなパターンを演じてくれていました。とにかく撮れ高が良すぎて…いつかご覧いただける機会があれば良いんですが…(笑)。
うれしいのは「セラピーゲーム」が色々な形で広まること
――丹羽Pの推しキャラは?
湊と静真も言わずもがな推しなのですが…、ママとミックスバーのメンバーたちです!(笑)。クランクインがバーのシーンからだったのですが、山中さんの原作のママが現実に飛び出してきたかのような麗しさに、一瞬で心を射止められました。
バーのメンバーはドラマオリジナルキャラクターですが、2人の恋をなんだかんだお茶目に応援している姿が、すごくかわいいんです。
――視聴者からの反響をどのように感じていますか?
多くの方にドラマ「セラピーゲーム」を楽しんでいただけているようで、感謝の気持ちでいっぱいです。
プロデューサーとして一番うれしいのは、ドラマを入り口に原作にハマっている方がいたり、逆に楽曲からドラマを知ってくださった方がいたりするなど、大好きな「セラピーゲーム」の世界が色々な形で楽しまれて、広まっていること。
来年1月には舞台版の上演も控えているのですが、素晴らしい原作の世界観をさまざまな形で表現して届けたいという思いがスタートからあったので、それが少しでも叶っているのかなと思うと実写化出来て良かったなと素直に感じますし、改めて機会をいただけた日ノ原先生に御礼申し上げたいです。
■FODで「セラピーゲーム」を見る
▼Huluで「セラピーゲーム」を見る▼
https://www.hulu.jp/therapy-game
▼【Hulu特集】最新情報はこちらをチェック▼
https://thetv.jp/feature/Hulu/






























