
永瀬廉「こんなにもライブでやるのが楽しみになることは滅多にない」
屋外の会場に集まったファンに向け、「寒くないですか」「大丈夫ですか」と永瀬と高橋が声を掛ける一幕も。「大丈夫ー!」との声が返ってくると、「ペンギンみたいに密集してるもんね。みんなで集まったら寒くないね」と高橋らしい言葉が飛び出す。永瀬は「みんなより俺らの方が多分寒いよな。コート着ないんや、って思ったよね(笑)」と明かし、「ももひき履いてくればよかった」との発言には高橋から「やめなさい(笑)。合わないから、“ももひき”ってワードが」とツッコみが。
そしてアルバムの表題曲「Theater」がSNS総再生回数1億回を超えたことについて聞かれると、高橋は「1億って本当にすごいです。その反響は僕たちにもしっかり届いていて、出会う方がみんなこう(Theaterでの振り)やってくださって。普段、届いていない層の方々にも届いているという感覚があります」とその反響の大きさを実感しているとコメント。永瀬も「普段King & Princeの音楽を聞いたことがないよという人たちにも、届いているという感覚がすごいあるよな」と高橋と頷き合った。
さらに、今作の中で“一押し”を聞かれると、永瀬は、「本当にすてきなたくさんのアーティストの皆さまに楽曲をかいていただきました。その中で一曲ですよね…」としばらく考え、「やっぱり『希望の丘』ですね」と50TAが楽曲提供をして話題となった曲名を挙げ、高橋も笑顔に。「1月にライブもスタートしますが、こんなにもライブでやるのが楽しみになることは滅多にないくらい」という永瀬に、高橋が「まだやるか分かりませんけどね(笑)」とツッコみ。その後も、「まだね、そうね。さすがですよ彼は(笑)」「あははは!」「やるか分からんけれども」「でも、ほぼほぼやるよね」と楽しげに語り合い、「(『希望の丘』の)コール&レスポンスもこういうふうにやるんだよ、と少し知ってもらえたと思うので、それが一番楽しみですね」とファンの前での初披露を心待ちにした様子だった。
高橋は「好きな曲が多すぎて迷うんですよね。自分のことになってしまうんですが、『this time』という曲を歌詞も書いて自分で作り上げました。ソロ曲を自分でプロデュースして出すということが初めてだったので、皆さんにいいほうに届き、楽しんでくれたらいいなとすごく思います」と期待をにじませた。
高橋海人「すごく充実した一年でした」
2026年1月からスタートする4大ドームツアーの見どころについて聞かれた二人は、同時に言葉を発していまい、同時にストップ。永瀬が「あ、どうぞ」と高橋に促すと、高橋も「どうぞどうぞ」と応答。少しの間と同時に、お互いが手を差し出し譲り合うほほ笑ましい場面も。そして高橋が、「今までで一番世界観の濃いアルバムを引っ提げるライブになっているので、ライブの世界観もこのアルバムの地続きで楽しんでいただけるのかなということと、演出を含めてみんなを絶対に飽きさせないライブをするので、とてつもないものが登場してきたりと、あまり言えませんが楽しんでいただけるようなものになっているかなと思います」と語り、永瀬も「ドームはやはり大きいので、ドームならではの演出があります。今回初めて制御型のペンライトを取り入れさせていただいたので、より一曲一曲丁寧に演出していくつもりですので、期待していただけたらと思います」と意欲を見せた。
さらに、充実の2025年を振り返り、「King & Princeの楽曲の幅の広さや、イベント、さらにドームツアーをやらせていただいたり、曲も一つ一つ本当に丁寧に作って出させていただいて。ファンの方にも喜んでもらえたかなと節々から感じていますし、そういう意味でも安心できる一年でした。来年はもっと今年以上のことをしていかないとなと、改めて身が引き締まるような思いにもなっています」と永瀬。高橋は「King & PrinceがKing & Princeできた年だったなと。自分たちの色をたくさん探して、たくさん見つめて、たくさん皆さんに見ていただけて。そして裏では廉とたくさん話して。ファミリーとの絆が強まった年でもありましたし、新しいKing & Princeをたくさん見ていただけて、すごく充実した一年でした」と達成感に満ちた表情を見せた。

































