ほたるは長野県のギター工房で働くことになる
ギター作りの職人になりたいというほたるに付き添って、長野県のギター工房を見学する玄一と索。工房の主人・岸部康夫(井上肇)と孫の和樹(柊木陽太)に案内されながら、職人たちの作業を見てほたるは希望を抱く。
ほたるはギター工房で働くことになり、索の薦めもあって高校の定時制に通うことにする。一方、アパートの井の頭は、ともえの旅の話を聞いているうちに、自分も遠くへ行ってみたいと思うようになる。
そんな中、玄一と索は、“恋と革命”のために婚姻届を提出することを決意。役所に届け出を出すと時間をかけて丁寧に対応してくれるが、受理は敵わなかった。窓口の職員が「せっかくお二人そろって来ていただいたのに大変申し訳ないです」と頭を下げ、玄一と索も手間をかけたことを詫びる。
すると職員は「今日、お二人がいらっしゃったということはきちんと各所に報告します」と誠意をもって説明し、玄一と索は笑顔で感謝を述べた。
深まった絆と見えてきたみんなの希望
井の頭アパートの庭。玄一が井の頭に「旅に出るんですか?」と質問すると「そう!私だってきっと、どこへだって行けるんだって思えたから。もっといろんなもの見てみたいし」とスケッチしながら答える。
「ね、歌ってくれない?」と井の頭が催促し、索が「絵、ですよね?」と聞き返すと「いいから、お願い!」と井の頭。玄一は「あ、はい」と大人しく従い、ギターを鳴らして歌い出すと井の頭は「もっと!」とけしかける。玄一が声を大きくすると井の頭はさらに「もっと!」と煽り、玄一は声を張って「家がない、家がない」と歌う。
「ずっと思ってたんだけどね」と井の頭が遮ると「あ、はい」と素直に歌をやめる玄一。井の頭は「家、あるわよね。ここ!」と井の頭アパートを指差す。「確かに」とほたるが応え、索も「ありますね」と言う。
「じゃ、『家がある』で」と井の頭が指示すると、「えぇ…」と玄一は困惑する。井の頭が大きな声で「さん、はい!」と急き立てると、玄一は「家がある、家がある」と歌い、ほたると索が拍手を贈るのだった。
家を購入するという形は無くても玄一と索の絆が深まり、みんなの希望が見えて胸が熱くなった。X(旧Twitter)でも、「家があるに歌詞が変わる瞬間 涙か溢れた」「野宿の歌じゃなくて、世界中どこへだって行ける!みたいな歌になったね」「家があるっていいね」「楽しいシーンなんだけど何だか泣けました」「ロスです」「名シーンだらけでした」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
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