中村倫也が主演を務める金曜ドラマ「DREAM STAGE」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)が、2026年1月16日(金)よりスタートする。このほどザテレビジョンでは、主演を務める中村にインタビューを実施。自身の役どころの印象や作品への思いなどについて語ってもらった。
演じる吾妻は「ギャップが魅力的な人間」
――挫折を経験した日本人音楽プロデューサーと、落ちこぼれボーイズグループ・NAZE(ネイズ)が、共に壁を乗り越え夢と人生を取り戻す姿を描く「DREAM STAGE」(TBS系)。音楽シーンを席巻するK-POPの世界を舞台に、世代や国籍を超えて仲間たちとの熱い絆を育んでいくK-POP版“スポ根”ドラマだ。中村倫也は、“元”天才音楽プロデューサー・吾妻潤を演じる。
中村倫也：地上波連ドラにはいろんなジャンルがあるといいなと常々思っているのですが、そんな中で自分がかつて見ていたような、汗と努力と友情の王道青春ドラマは近年あまり作られていないなと思い、参加を決意しました。
吾妻は分かりづらい男のようで、分かりやすい部分もあったり。全てを掌握する有能さもありながら、実はいじられキャラでもあり、そんなギャップが魅力的な人間だと思います。
――本作に出演するボーイズグループ・NAZEは、これから実際にアーティストとしてデビューを目指す7人組。本格的な演技に挑戦するのも今回が初めてとなる。
中村：多国籍な若者たちですがみんな気持ちのいい好青年たちで。クランクインする前は緊張感を持たせるためにも「あまり話し掛けないでおこうか」とも考えていたのですが、かわいくて無理でした。
しっかり者のアト、素朴なキムゴン、やんちゃなユンギ、野性的なにおいのするターン、柔らかいユウヤ、実は後ろから全体を見ているカイセイ、ミステリアスな末っ子のドヒョク。でも歌って踊ったらみんなバキバキ。「はい、ファンになってください」と言わんばかりの原石たちです。
NAZEとの共演は「ピュアな姿に心を洗われる」
――そんな彼らの初々しい姿を見ていて、自身が俳優を始めた頃を思い出すことはあったのだろうか。
中村：特にここ最近は年下の方と一緒にお芝居をする機会が多かったのですが、一つ一つのことに喜んだり落ち込んだりするピュアな姿に心を洗われるというか。自分の若い頃にもそういうことがあったなと、思い返すこともありました。
――華やかなステージの裏側にある厳しさなど、K-POP界のリアルが描かれていく本作。
中村：この作品はK-POPアーティストを目指す彼らの美しい挑戦の日々です。そして挫折や喪失を味わった大人たちの再起を懸けた泥くさい戦いの日々です。手に汗握りながら、登場人物たちに寄り添っていただけたらうれしいです。
◆撮影＝阿部岳人／スタイリスト＝西原有美(東宝コスチューム)／ヘア＆メーク＝林杏(ヘアーベル)／衣装協力＝NANO universe
※「月刊ザテレビジョン2月号」より転載
2026年1月16日(金)スタート
毎週金曜夜10:00-10:54
TBS系にて放送
https://www.tbs.co.jp/DREAMSTAGE_tbs/
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