岡村隆史、中居正広との“最後の日本一周”に「やり残したことはないです!」
この企画が始まった約20年前と比べて中居さんとの関係性に変化は?
矢部:いい意味で、ほとんど気を使わなくなりました(笑)。最初はジャニーズさんやしアイドルやし気を使ってましたけど。
岡村:今は、(よゐこの)濱口(優)と同じくらいですからね(笑)。
矢部:そうなんですよね(笑)。
岡村:向こうも気を使うこともないし。しかも、今回の旅は「中居のやりたいことを」ということで、友達と旅行している気分でした。
中居さんと最初に出会ったときの印象は?
矢部「SMAPのリーダー」「元々はヤンキーやったんかな?」くらいの入り口でしたかね。
岡村:アイドルですし、カッコつけてるところもあるな、モテたいんやろうなと思ったりしましたけど、だんだんなくなっていきました。
オファーシリーズで、(中居に)踊りを教わっていて、振り付けしんどいな~、ここらで笑いほしいな~と思ってるときに、一回ケツを触ったら、意外に「なんだよ~!ケツ触んなよ~」っていう反応で。
「もうちょっと触ってくれよ」くらいの感じで(笑)。面白いと思ってくれてるのかな~っていうそういうところから打ち解けていきましたね。
これまでの日本一周企画で思い出に残っていることは?
岡村:僕は第一弾ですね。すごいハードやったな~と思って。沖縄でオープンカーから飛び降りたときにケツ打って、痔が出たんですよ。
あれからずーっと痔持ちになって、「めちゃイケ」がなんかハードなことするたびに痔が出るっていう。完治はしたんですけど、根治はしていないんです。ずっとお付き合いしていくことになりました(笑)。
矢部:日本一周といえばオープンカーですかね。僕は車を運転するのも好きなので。トークテーマは一応決まってるんですけど、解放感もある中で自然な話もできるので。
岡村:あとは中居がやったウオータースライダーですかね。
矢部:ウオータースライダーブームありましたね(笑)。
今回の旅で一番印象深かったことは?
矢部:渋谷の路上をゴーカートで走ったんです。よく外国の方が「フゥー!」って言いながら乗っているのを見ていてイラッとしてたんですけど、自分が乗ったらすごい楽しくて。
岡村:僕は逆で、「いつまでこれ走んねやろ」と思ってました。寒過ぎて! 寝台列車にも乗ったんですけど、今度はその部屋が暑過ぎて、全然寝られなかったんです。
ロケはハードなままだなと思って。中居さんがすごい頑張ってくれてるんで、その分盛り上げないとと思って、中居さんもいろいろやってくれたので大丈夫やったかなと思いますけどね。
今回の旅ならではの部分は?
岡村:FINALなので、悔いのないように全部やる。集大成ですね。今までやった面白いやつを全部ねじ込んでますので、もう全部入ってます。
いろんな人がどこかで怒るんでしょうけど、もう審議に入ったときには、番組終わってますので(笑)。全部やって「ありがとうございました!」という旅にさせていただこうと思っています。やり残したことはないです!
矢部:お酒を飲んで喋る機会もありましたし、普段は出ないような本音とか表現、今までにない笑いもあると思います。
「FINAL」について中居さんの反応は?
岡村:中居はずーっと「寂しいでしょ?」って聞いてくるんですけど、逆に「おまえ、去年泣いてたやんけ!」と(笑)。
矢部:泣いてましたよね、最後まで歌わないといけないのに。「寂しいでしょ? 俺、分かるんだよ」って言ってましたね(笑)。
今回の旅を通して中居さんの新たな一面を発見しましたか?
岡村:また20年後におじいちゃんになっても日本一周できたらいいなっていう話はしましたね。中居自身は楽しくやってくれた企画でしょうし、僕ら的には「SMAP×SMAP」がなくなって、こういう「どバラエティー」を楽しんでくれてるのかな?という思いもあったりして。
僕らも 20年後に旅をしたいなと思うんですけど、3人のうちだれか死んでんちゃうかと。片岡飛鳥も死んでるかも分かんないんで。
矢部:一番年上なのは飛鳥さんですからね。「生きてたら俺が撮るよ」って言ってましたね。20年後もみんな独身やったら怖いですけどね(笑)。僕はその時には孫もいるかもしれないので、断ってるかもしれないですね(笑)。
2018年1月2日(火)夜6:30-10:00
フジテレビ系で放送
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