北野武が「コマネチ」誕生の秘話を明かす!
大塚製薬(株)は、発売から30周年を迎えたイオン飲料「ポカリスエット」の新CMを4月10日(土)より全国で放送。6日、都内で新CM発表会が行われ、CMキャラクターに起用された北野武と、トークセッションの司会を務める草野仁が登場した。
2010年度のポカリスエットは、“水よりも、ヒトの身体に近い水”をブランドスローガンに据え、各分野で活躍し、強い「説得力」を持つ北野をCMキャラクターに起用。新CM「砂漠篇」は、広大な砂漠や砂漠の都市などをバックに、人体の水分について語る北野が印象的な内容となっている。
今回撮影したCMについて、北野は「私の場合は社会的に評判の良いタレントではなく、悪いイメージが強いんですが、非常によく撮っていただいて『格好いいじゃん』と。自分で撮ったら、こういう格好いい感じには撮らないだろうな、恥ずかしいから(笑)。やっぱりプロの人は違うなと、CMのスタッフというのはすごい!」と内容に大満足。
さらに、30周年を迎えたポカリスエットについては、「30年間商品がそのまま定着して残るっていうのは相当の力だし、ポカリスエット以外の商品が出ても、淘汰(とうた)さずに残っているモノの威力はすごいんじゃないんですかね。私の場合も淘汰されずに生きてきたって感じですが(笑)。日本で一番物まねされたタレントは俺らしく、誰がまねしても『ダンカン、バカヤロー!』は当然言うみたいに、“水分補給にはポカリスエット”みたいなものが、30年かけて前面に出てきていると思う」と個性的な観点からコメントした。
また、幅広い分野で活躍し、個性的な感性が魅力の北野だが、「分かりやすく言うと『裸の王様』という話に出てくる『王様は裸だ!』と言った少年のような感覚が大事」と語り、自身のギャグ『コマネチ』が誕生した時のエピソードについても、「あれは『コマネチ』っていう選手の名前を思い出せなくて、レオタードのジェスチャーをしたら、それが『コマネチ』になっちゃった(笑)」と誕生秘話を告白した。
「砂漠篇」
4月10日(土)から全国で放送