3月19日(月)に千鳥がMCを務めるバラエティー番組「NEO決戦バラエティ キングちゃん」シーズン3が最終回を迎える。同番組は、千鳥とゲストの人気芸人たちが、多様なジャンルで“夢のマッチメーク”を実現する新感覚バラエティー。
WEBサイト「ザテレビジョン」では、番組に独占密着し、収録に挑む出演陣に見どころを聞くインタビューを毎週月曜連載中!
第10弾では麒麟・川島明が登場! 千鳥と縁の深い川島が、「キングちゃん」をじっくり解説! お笑い好きなら絶対読んで欲しいインタビューです。
――千鳥のお二人とは長いお付き合いの川島さん。「キングちゃん」の千鳥は川島さんの目からどう見えていますか?
僕らがよく言うのは、「ゴッドタン」(テレビ東京系ほか)で(劇団)ひとりさん、おぎやはぎさんがやっているような、芸人として最高速度が出せるサーキットが無いと、ゴールデンで楽しく平和に出来る番組で説得力を持たせることが出来ないし、お笑いをやっていく上でバランスが取れないよね、と。
だから千鳥にとってはそういう場があるのは芸人として理想的なことで、特に大悟は喉カラッカラになりながら全企画をやりきってますから。羨ましいですね。
まぁあいつら、雑種の犬ですから。岡山から出てきて、今でこそゴールデンで犬が服着た感じで頑張ってますけど、“お笑い狂犬病”みたいな所があるので。
――川島さんは「傷ついた話をカッコ良くしろ!第3回ドラマチックハートブレイク王」(2017年4月放送)にも出演されているので、番組史に残る、大悟さんのあの事件の当事者でもありますよね。
僕らはあの時、何も知らずに待っていて、たしか夕方の5時入りだったかな。品川(祐)さんとか、斉藤(慎二)とかで集まって、大悟が遅刻してるってことだけ聞いてたんですよ。
そこでみんなで、え?5時入りで遅刻する…? もう終わりやんか、人として。えーってなって。で、6時になってもこなくて、もう何やったら大悟の役はノブで行きますって流れになってきた本番5分前に、事件が起きたって知らされて。
スタッフさんもよくわかってない状況で、千鳥のマネージャーも走り回ってて。大悟が来た時もまだ、どゆこと? って感じで。
――完全にパニックですね。
そうそう。それで、フライデーに撃ち抜かれた後に「ドラマチックハートブレイク王」だから、誰がこいつに勝てんねんってなりますよね。
俺たちはもう傷が癒えた話を言ってるんで、もう全くかさぶたもないのに、大悟は今止血が必要って瞬間で、もう面白すぎるやろっていう。
逆にこの企画にそういう事件がぶち当たる千鳥は持ってるなと思いましたね。楽屋でもずっと上向いてて、ほんまに演技じゃなかったですもん。
――切ないですね…。さて話は変わりますが、川島さんはシーズン3では「嘘ゴシップ王」の発展企画「『それが○○だったんです』グランプリ」に出演されました。「嘘ゴシップ王」企画で唯一の皆勤です。
初めての収録の時は、何も分からなかったので話す内容を用意していったんですよ。けれど、収録が始まったらこの場で思いついたこと言った方が絶対に面白いなって思ったんです。
一人で長く喋るより、「○○って○○だよね」って軽くジャブ打ってる方が面白いんですよ。特に第2回の時(2016年11月放送「アイドルを信じ込ませろ! 第2回嘘ゴシップ食いつかせ王」)で確信しましたね。
覚えているのは大悟が「秋元康さんは奥行きがある」って言ったんですよ。
――名言でしたね。意味分からないですけど。
僕らも全然意味が分からなくて。「?」ってなったんやけど、それと同時に「嘘ゴシップ王」が次のステージに上がったような気がしましたね。
嘘というのが果たしてこう…こうやって伝説とかしていくんやろうなって。ちょっと僕が思った角度と違うんですよね。
「奥に広いですよね」ってあいつがボソっと行った瞬間に、歴史が動いた音がしましたね。
――たしかに“歴史が動いた”と言っても過言じゃない嘘ゴシップでしたね。
あとオンエアしてなかったんですけど、第2回嘘ゴシップ王の時は東野(幸治)さんたちと小洒落たカフェっぽいハウススタジオで撮影した時に、ずっと足元にゴキブリがウロウロしてたんですよ(笑)。
それが全員気になって…なんでしょうね、ゴキブリが群がるくらいのろくでもない企画だったんかなって。足元をはいられながら嘘ついてたんで、それは結構…ハードモードでしたね。
――(笑)。最後に無茶振りで恐縮なのですが…この連載だけに、嘘ゴシップを披露して頂けませんでしょうか。
そうですね〜。これ嘘になって欲しいですけど…笑い飯と千鳥と麒麟でライブやった後、博多の屋台で打ち上げしてたら、大悟のスマホにたくさんのハートマークが見えたっていうのは嘘ゴシップであって欲しいですねぇ。
■本日は「キングちゃん」シーズン3最終回スペシャルということで、昼12時にアルコ&ピース・平子祐希のインタビューも掲載!哀愁漂いまくる記事をお楽しみに。
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