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大野拓朗「ちょっと待って!」中国語の漫才に四苦八苦!?

2018/03/24 06:00

台湾は2泊3日の撮影だったという
台湾は2泊3日の撮影だったという(C)「台湾より愛をこめて」製作委員会


――屋台で二人がケンカをするシーンが一番印象深かったそうで。

印象的だったのは、やっぱりあのシーンですね。監督も唯一5、6テイク撮ったところですし。しかもあのシーンのセリフは、前日の夜中まで監督とプロデューサーが相談して変えていたそうです。でも、そこだけでなく、常に台本を変えながら撮影していたので、台本通りのセリフはほぼナシ。ケンカするシーンもだいたいのキーワードを覚えておいて、それ以外はその場で出たものでした。撮影自体がすごく楽しかったこともあって、二人の感情を爆発させることができた気がします。テイクごとに全部セリフが違いましたからね(笑)。

――監督は、その場で生まれるライブ感をもともと狙っていたのでしょうか?

自由にやらせてくれたということはそうかもしれませんね。だからこそ、やりがいを感じましたし、役者冥利(みょうり)に尽きるなと思いました。

――今作には、監督の実体験がかなり盛り込まれているということでしたが、そこについてのお話は?

リハーサルの時に役の背景についてたくさん聞きました。例えば、雄介は常にウジウジした人物で、それと同時にあっち行こうぜ、こっち行こうぜと無邪気に行動できる人でもある。でも、やっぱり悩むとウジウジして暗くなる子供っぽいというか、純粋な人物だと。だから、悩んでウジウジしているシーンでは「もっとウジウジ」と何度も言われました。三原さんの友人が雄介のモデルで、三原さんが光一だったかな? だから、「俺の友達はもっとウジウジしていた」とも言っていました。

下に続きます
おおの・たくろう=1988年11月14日生まれ、東京都出身。A型。2010年、映画で俳優デビュー。連続テレビ小説「わろてんか」に芸人・キース役で出演中。また、4月11日(水)スタートの新ドラマ「正義のセ」(日本テレビ系)や、5月からは舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」に出演するなど、作品を多数控える

映画「台湾より愛をこめて」
3月24日(土)公開
配給=ユナイテッド エンタテインメント
監督=三原彗悟/脚本=三浦駿斗/出演=大野拓朗、落合モトキ、岡本夏美、長谷川忍(シソンヌ)ほか


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画像一覧
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  • 3月24日(土)公開の映画「台湾より愛をこめて」に出演する大野拓朗
  • 【写真を見る】“芸人役”が板についてきた大野拓朗
  • 「わろてんか」の撮影時期と重なり、「芸人役を同時進行でやっていた」という
  • 台湾は2泊3日の撮影だったという
  • 初共演となる落合モトキとは「台湾に着いたころにはもともとの親友みたいな空気感になっていました」
  • 「台本通りのセリフはほぼナシ」という

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