――裕ちゃんはでっぱりんと、アスカはハト胸との恋愛も動きかけましたが、どのタイミングでお二人はお互いを意識し始めましたか?
裕ちゃん:最初に意識したのは、ミャンマーで手術の手伝いをしたとき。僕、本当に血を見るのも苦手で嫌だなと思っていたんです。でも、隣にいたアスカが一生懸命、真剣に男の子に声を掛けていたのを見て「アスカって強い子なんだ」って思ったんです。
その前に、でっぱりんが暴走した時に過呼吸になっていたのを見ていたので、アスカの意外な一面に「すごいな」と思ったのが始まりです。
アスカ:私は、ベトナムで旅をスタートしたときに第一印象が良かったのが裕ちゃんでした。でも、裕ちゃんは本当にずっとしゃべらなくて、「何でしゃべらないんだろう⁉」って思っていました(笑)。
ハト胸とか男子メンバーと一緒の時はワイワイしたりできるのに、二人になった瞬間、本当にしゃべらないので「10年間、彼女がいないってこういうことか!」と思っていました。
私は(異性に)慣れている人に引かれるから「ちょっと違うな」って思っていた時に、土器作りの機会があって、その時に裕ちゃんが男らしく引っ張って行ってくれたんです。純粋にかっこいいなと思って、そこから「裕ちゃんいいなぁ」と思い始めました。
――お二人の告白のシーンも印象でした。アスカさんの返事を聞くまでどんな心境でしたか?
裕ちゃん:アスカの返事を聞く当日まで、確実にカップルになれるっていう自信はなかったですね。いろいろと頑張ってアクションは起こしたけれど、結果は本当に分からなかったです。なので、告白の返事を聞いたときは本当にうれしかったです!
――そんなお二人が目指す“カップル像”を教えてください。
裕ちゃん:10年ぶりにアスカという彼女ができて、もっと自分の本業の格闘技を頑張らなくちゃなと思いました。
アスカ:私も裕ちゃんが居てくれるから、仕事も頑張れます。「あいのり」で出会ったからこそ、相手の中身も知ったうえで裕ちゃんと付き合うことができたので、今までにない安心感があります。
お互い成長して仕事で忙しくなっても、お互いを支え合えるようなカップルでいたいです。まだ、付き合って7か月なんですが、分かっていないところもあると思うので、もっともっと裕ちゃんのことを知って支えていきたいです。
裕ちゃん:僕もアスカの支えで、世界チャンピオンになってチャンピオンベルトを獲りたいです。それだけ夢見て頑張ります!
――最後に、お二人にとって「あいのり」とはどんな旅でしたか?
アスカ:私にとって「あいのり」は、ただ恋愛をするだけではなくて、自分と向き合った時間でもありました。自分が成長できたことで、裕ちゃんのように心が通じ合える人とも出会えたので、「あいのり」の旅には本当に感謝しています。
日本だったら逃げられることも、あいのりだったら逃げられない。そんな状況だったからこそ、自分も成長できたと思いました。
裕ちゃん:普段、日本にいたら交わらないような人たちと出会って、ずっと一緒にいることでその人のいいところも悪いところも全部知れて、お互い共有できました。そのうえ、普段、旅行では行かないような国に行って、その国の人たちとも触れ合うことができた最高の旅でした!
「あいのり―」では、SEASON2の制作決定が発表され、2018年秋にNetflixとFODで配信される予定だ。