「あさイチ」新生!博多華丸「スタジオも『半分、青い。』でね」“朝ドラ受け”引き継ぎ!!
芸人コンビの博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサーがMCを務める情報番組「あさイチ」(NHK総合)が4月2日、スタートした。2010年にスタートした「あさイチ」だが、3月30日の放送をもって8年間キャスターを務めた井ノ原快彦と有働由美子アナ、柳澤秀夫解説委員が卒業。新体制となって初めての放送となった。
「4月2日月曜日の『あさイチ』です。いやー、始まりましたね」(博多大吉)、「始まってしまいましたが…」(近江アナ)と緊張感をみなぎらせ第一声を発したMC陣。大吉が「どうですか皆さん、違和感しかないでしょう。でもわれわれも悪気はないんでね」と畳みかけると、近江アナも「なるべく“ロス”じゃなくて“ニューヨーク”で」と前MC・柳澤解説委員が最終日に発した“おやじギャグ”を引用し応じた。
前MC時代は直前まで放送している連続テレビ小説の感想を語り合う“朝ドラ受け”が人気だった。この日は新番組「半分、青い。」(毎週月~土朝8:00ほかNHK総合ほか)の初回放送日でもあったが、青が基調のセットを見渡した博多華丸が「スタジオも『半分、青い。』でね」とふれば、大吉もヒロインの胎児時代を描いた初回を引き合いに「主人公が生まれてくる前にわれわれがポコッと(登場して)…。慣れるまでお互い長い目で見てただければ」と返し、しっかりと“初朝ドラ受け”もこなした。
この日のテーマは“夫の転職”で、スタジオにはゲストの坂下千里子と高橋ひとみも登場した。坂下が「主人はカマ…メラマン(カメラマン)なんですが」とカミカミでコメントすると、すかさず大吉が「坂下さんがドキドキしなくて大丈夫です。緊張はわれわれだけで」とフォローし笑いを誘うなど咄嗟の対応も落ち着いてこなし、上々の滑り出しを見せた。
着席順は前MCの席順を引き継ぎ、左から有働アナの席に近江アナ、井ノ原の席に大吉、ゲスト2人をはさんで博多華丸が柳沢解説委員が着席していた一番右側となったが、華丸は「柳澤さんの席なんですけどね、こんなに遠いとは」とぼやくなど、さっそく新MCトリオのカラーが鮮明となるにぎやかな放送となった。
毎週月~金朝8:15 NHK総合