武田梨奈が主演を務める映画「三十路女はロマンチックな夢を見るか?」が3月31日から公開中。三十路目前の那奈を演じた武田へのインタビュー後編では、自身の“ロマンチックな夢”や“大ドンデン返し”、そして映画への思いを語ってもらった。
【前編「武田梨奈が“三十路女”に『しわや染みまで愛せる女性になりたい』」から続く】
映画は夢の一つ
――作品のタイトルにもなっていますが、武田さんの“ロマンチックな夢”とは?
今の夢は、ロマンチックかは分からないんですけど、このお仕事でこうなりたいっていうのが大きいんです。私、一昨年にアメリカのアカデミー賞でリポーターのような、インタビューをさせていただいたんですね。
その時にハリウッドスターたちが歩いたレッドカーペットを一緒に歩かせていただいて、映画で見ていた方たちが歩いた場所を一緒に歩けたことが本当に夢みたいでした。
その時に、「次は私が(出演者として)歩けるような人になりたいな」っていう夢ができました。自分の中では、今それが一番“ロマンチックな夢”ですね。
――年に何本も映画に出演されていますが、やはり映画に対する思いは強いのでしょうか?
もちろん、テレビでもどの作品に対しても愛は持っているんですけど、「映画の世界に入る」っていうのは私の夢の一つでもあったので、そこはずっと変わらないですね。たぶん、10年たっても20年たっても変わらないと思います。
――では、夢を追いかける男性はどう思いますか?
夢を持つということは素晴らしいと思います。夢を持てないっていう方も世の中にはたくさんいらっしゃると思いますし、私の友人が「夢に向かって頑張っている梨奈がうらやましい」って言っていて、彼女は夢がなくて生活が「つまらない」と言っていました。そういう意味では、夢を持てるということは、とても素晴らしいことなんだなって思います。
――那奈はハプニングに巻き込まれましたが、武田さんが何かハプニングに巻き込まれたことは?
去年、プライベートでタイに弟と行ったんです。そこで、映画「マッハ!!!!!!!!」(2004年)のアクションチームの方とホテルから離れたところで食事をしていたんですけど、私は少し観光がしたかったので先に一人で帰ったんです。
そしたら道に迷ってしまって、携帯電話はWi-Fiを弟が持っていたので使えないし、現地の方に絡まれて、「あぁ、どうしよう」って異国の地で怖い思いをしたことはありました。
でも、そういう経験で学ぶことも多いです。お仕事でも海外に行きますが、そういう時はマネジャーさんやスタッフさんが誘導してくれて、守ってくださるんですけど、そうではなくて、自分で知らない場所に行って、言葉も通じないところで生活するっていうのは、危険だけどいい経験だなと思っています。怖いですけど。あれは、ちょっとした事件でした。
全国順次公開中
出演=武田梨奈
久保田悠来、佐生雪、山村美智/秋吉織栄、春花、鎌田秀勝、富田翔、渡部龍平
近藤芳正(特別出演)/酒井美紀
監督=山岸謙太郎
脚本=上原三由樹/山岸謙太郎
主題歌=「Aqua」Juliet(ユークリッド・ミュージックエンターテインメント)
公式サイト=http://misozi.jp
(C)2017『三十路女はロマンチックな夢を見るか?』製作委員会
ザテレビジョンがLINEでドラマニュース専門アカウント始めました!
主演インタビューや編集部オリジナルのドラマニュースがまとめて読めます!
下のボタンから「友だち追加」しよう!