“タモリのスイッチ”は予測不能!100回突破「ブラタモリ」スタッフだけが知る“タモさん”秘話
昨年の夏休みSP「長瀞」(2017年8月19日放送)では、タモリが以前から行きたかったという同地で、ピンク色が特徴的な「紅簾石片岩」や中国のレッドクリフにちなんで名付けられた「秩父赤壁」に目を輝かせて大ハシャギ!
「タモリさんは物知りではあるけど、実際に行ったことがないというパターンが結構あるんです。長瀞の岩を見たときも『これが、アレか!』って、知識を確認する作業を楽しんでいました。番組史上、一番テンションが高かったかもしれません」(中村P)
番組を盛り上げる“歴代アシスタントとの絆”
これまで久保田祐佳アナ、首藤奈知子アナ、桑子真帆アナ、近江友里恵アナが歴代アシスタントを務めてきた「ブラタモリ」。タモリの奥行きのあるうんちくにアシスタントが目を丸くして聞き入るシーンも番組恒例だ。
番組同行カメラマン・山田大輔氏に、自身が撮影した中で最近のロケの中でのベストショットを聞くと、3月24日放送の「宮崎」をもって涙で番組を卒業した近江アナとタモリの“2人の手だけのアップ”だと話す。
同最終回で、2人が鵜戸神宮にある数百年前の生き物の死骸からできた岩を触るそのカットは、「初めてコンビを組んだときは緊張していた近江さんとタモリさんの距離感が縮まってきた感じが分かる写真」と山田氏。
「2人は回が進むごとに、同じタイミングで石や岩に手を伸ばすようになってきたんです。笑顔は写っていなくても温かい雰囲気が伝わってきますね」(山田氏)の言葉通り、2年間コンビを組んで日本各地を歩いた2人の絆が感じられる。
ちなみに、4月21日放送「京都・銀閣寺」で登場する新アシスタント・林田理沙アナは絶対音感の持ち主なのだそう。
「全く本編とは関係ないですけど、工事現場の音を聞いてタモリさんに音階を教えていました(笑)。最初ですから緊張していたみたいですけど、タモリさんと楽しく会話をしてもらえたらと思います」と中村P。
この春、新たな顔ぶれを迎えた「ブラタモリ」。だがそんな気負いは少しも見せず、タモリとアシスタントのマイペースな歩みは続く。
毎週土曜夜7:30-8:15
NHK総合
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