マルチタレント・中村水咲インタビュー後編 「初めて挑戦するお芝居の難しさを実感中です!」
タレント・モデル・グラビアアイドルとして活動の幅を広げる中村水咲。さらに今夏には、セル&レンタルDVDが全国でリリースされる「ぞくり。怪談夜話」シリーズ(収録の1編)のヒロインも務めるなど、注目のマルチタレントだ。後編となる今回は、「ぞくり。怪談夜話」撮影に向けた意気込みや、初挑戦となる演技に関する心境、今後の夢について聞いた。
──「ぞくり。怪談夜話」シリーズの撮影はすでに始まっているのでしょうか?
(※取材は4月中旬に決行)撮影はまだこれからです。台本はすでに頂いていて、監督やスタッフの皆さんとも顔合わせの時にお会いして、いろいろお話させていただきました。その時に監督から、「恥ずかしがっていたらダメだよ。恥ずかしがりながらする演技が一番ダサいよ」と言われまして。私にとっては今回が初めてのお芝居挑戦にはなるんですけど、確かに監督のおっしゃる通りだなと思うので、全力を出し切れるよう撮影には臨みたいと思っています。
──撮影前とのことですが、今の心境としてはいかがでしょうか。
正直に言ってすごいヤバいと思っています。というのも、実は私、あんまり暗記が得意でなくて…(苦笑)。普段の会話や日常のことはもちろん覚えていられるんですけど、台本のように改めてしっかり覚えてください、と言われると少し苦手意識が出ちゃう。なんだか学生時代のテスト勉強みたいですよね(笑)。だから今気になっていることは、俳優さん方はどうやって台本を覚えていらっしゃるのか。相手のセリフも頭に入れておかないといけませんし、役作りも含めて難しいですね。
──役作りに関しては台本を読まれて、自分の中ではもう作り込まれていますか?
うーん…台本は読ませていただいていますし、もともと感情移入をしやすいタイプなんですけど、自分が実際に演じるとなると、まだちょっとわからない部分が多いですね。感情移入と演じることは、また違うものだと実感している最中といいますか。セリフの言い方一つとっても、ニュアンスを変えてみても大丈夫なのかな?とか、私だったらこの状況でこの言葉は使わないけど、演じる子は言うのかな?とか思いますし…。それから「ぞくり。怪談夜話」はホラー作品なので、実際に現場に入ってみないとわからない部分もあるのかなと。特にホラーの肝となる“悲鳴”は、どんな“悲鳴”がベストなのか、現場の雰囲気で作り込んでいきたいです。
──最後に今後の目標について教えてください。
さまざまなお仕事を通して、もっとたくさんの方に私を知っていただきたいです。そうやって私を知ってくれたたくさんの方と、会える機会も作っていきたいですね。それで将来的には飲食店とかやるのも楽しいかなぁって(笑)。でも今は、私のことをもっと知ってもらえるよう、いろんなことにチャレンジして頑張りたいと思います!
取材・文=竹内巴里