林修が日本人の恋愛事情をバッサリ「告白は男からすべきは女性の願望」
5月13日放送の「林先生が驚く 初耳学!」(TBS系)で、林修が「告白は男からすべしは女性の願望にすぎない」という記事について講義。歴史とデータをもとに日本人の告白事情を考察した。
林は内閣府が調査した「男性からの告白があれば交際を考える女性の割合」を紹介。そのデータによると、イギリスの女性は14.7%、フランスの女性は16.5%に対し、日本人女性だけ45%だったという。この「日本人女性の告白待ち体質」を作ったのは、林の分析によると1987年から放送された番組「ねるとん紅鯨団」。「ねるとんー」の男性と女性が集団でお見合いして、最後に男性から告白するというシステムが全国的に流行。その後のスタンダートになったという。
また「ねるとんー」が流行した時代はバブル全盛期。その当時は、とにかく男性がモテたいという「恋愛至上主義」の時代で「HotDogPRESS」が恋愛バイブル本として大流行した。そこには今では考えられない恋愛テクニックが掲載されており「女性の希望に対応できるよう店を二つ予約すべし」など、やってはいけないことも堂々と書かれていた。また「女性と歩くときは腕に三角の隙間を作って、女性が腕を組みやすいようにすべし」というテクニックでは、みちょぱが最初は否定したものの「組んじゃうかも!」と思い直し、ハライチ・澤部佑らは「やっぱり今でもバイブルだ」と感心していた。
そんな中、林は改めて内閣府が行ったアンケートを紹介。現在の20~40代の日本人男性で「気になる女性に自分からアプローチする」人はわずか25.9%しかいないことが分かった。それに対し、女性の45%が「告白されるのを待っている」状態だとすると「なかなかカップルができない」のは必然だとした。
林は「バブルの時代でも恋愛バイブルがあったということは、昔から日本人男子は自分から告白できなかった」と分析。「現代ではそういった恋愛本もなくなり、さらに草食系男子というレッテルも貼られるようになり、ますます身動きがとりづらい状況」と語った。最後に林は「その結果、日本人の20代の未婚男性の4割が交際経験がない。それなのに9割がいずれ結婚するつもりと答えている」とデータを出し、「命短し恋せよ乙女」とメッセージを送った。
次回は5月20日日曜日放送。「ながらスマホは学力を破壊する」という説を林が解説する。
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