吉沢亮が“毎回何かしらの変装をする”ドラマ24「GIVER 復讐の贈与者」
吉沢亮が生まれつき感情そのものが欠陥した主人公の青年・義波を演じる、新感覚のリベンジミステリードラマ24「GIVER 復讐の贈与者」(7月13日(金)スタート、毎週金曜夜0:12-0:52ほかテレビ東京系)。主人公・義波を演じる吉沢亮にインタビューを行った。
「原作である同名小説を読ませてもらったときは、ストーリーはもちろん、さまざまなトリックもすごく面白く描かれているなって思いました。僕が演じる義波という男は心をなくしてしまった役なのですが、それを機械的な芝居で表現するのか、それとも一人の人間としてちゃんと演じるのかはまだ迷っているところ。監督やプロデューサーの方といろいろ相談しながら決めていきたいです」
――義波は“復讐代行”をなりわいにし、それぞれの依頼内容に最適なプランを練って、ターゲットを追い込んでいく。
「義波が仕事を遂行しやすいよう、毎回何かしらの変装をするんです。僕はそれが楽しみでもあるけど結構不安で…なので割合としては楽しみ2割、不安8割ですね(笑)」
――ドラマでは、義波の復讐シーンが見せ場になる。その“殺しのアクション”はリアルさを追求した芝居が求められるそう。
「今回のアクション監督の方がかなりガチの方といいますか。もちろん人を殺してるわけじゃないんですけど(笑)、“見せる”というより“本当に殺す”みたいなイメージで撮っていく感じになるのかなと。一般的なアクションとはまた違う感じになると思うので、そこもぜひ注目していただきたいです」
――各回にはゲスト出演者も登場。個性豊かな面々がドラマを彩るという。
「どちらかというと毎回そのゲストの方の主演回って感じになるので、僕は義波という役をできるだけブレずにしっかり演じていきたいなと。一本の芯を持って義波を演じることで、ゲストの方がお芝居をやりやすい環境を作っていきたいです」
――ことしの夏の目標を聞くと「ドラマに全力投球!」と笑顔を見せてくれた。
「この作品と、もう1本別のドラマも並行してやるので、だいぶ暑い夏が始まるんじゃないかなと。プライベートは…何も楽しめないんじゃないかな(笑)。でもそれで全然いいというか、とにかくドラマを魅力的で面白いものにすることに全力を注ぎたいなと思っています」
取材・文=川倉由起子