矢口史靖監督、初のミュージカル映画主演に三吉彩花を抜てき!「宝物を発見したような感覚」
そんな中、本作の主役に抜てきされたのは「Seventeen」のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高校生のカリスマ”ともいうべき存在の三吉彩花。
2017年に惜しまれながら同誌を卒業し、現在は「25ans」や「ELLE Japon」誌でモデルを務める他、女優として数々のテレビドラマ、映画へ出演している。
特技だというダンスを生かし、歌って踊れる約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜いた。
シンクロナイズドスイミングやジャズバンドなど、役者自身に厳しい特訓を課すスタイルを取る矢口監督。今作でも同様、ミュージカルシーンのすべての歌とダンスを吹き替えなしで挑戦する。
7月下旬にクランクインを迎えるまで本格的なダンスと歌のレッスンを行い、本番に挑む。
主演に決まり、三吉は「矢口監督の作品に参加させていただけると決まった時は正直信じられない気持ちでした。オーディションで出し切った自分の力に自信がなかったので、私を選んでいただいたと聞いてすごく不思議な気持ちでした」と振り返る。
続けて「脚本を読ませていただき、歌って踊りながら進んでいくストーリーを頭の中で想像しながら読むのがとても楽しかったです。
静香の性格やしぐさがどこか自分自身に似ているところもあり、物語にどんどん引き込まれました」と感想を明かす。
クランクインに向けて「今はこの作品に向けて毎日たくさんの準備をしています。
いろいろな不安はありますが、まずは自分が楽しむ! そして周りを巻き込む!というのを心掛けてスタッフの皆様、キャストの皆様と最高にハッピーな作品になるように頑張っていきますので楽しみにしていただけたらうれしいです」と意気込みを語った。
そんな三吉を抜てきした理由について、矢口監督は「歌ってよし、踊ってよし、演技もできる。そして主人公のキャラクターにピタリとはまる女優。そんな人を探して果てしないオーディションを繰り返しました。
『もしかしたら日本にはいないんじゃないか』と諦めかけた時、三吉さんに会えた。宝物を発見したような感覚でした」と最大級の賛辞を贈った。
2019年、全国ロードショー
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