片寄涼太 中国での人気を実感「僕を知ってくれてる人がいるんだ!って衝撃」
――そんな「グッバイ、ホワイト」はアジア各国でも発売。片寄さんは現在、中国をはじめアジアでも高い人気がありますが、その実感は?
「先日、雑誌の撮影で上海に行ったんです。1泊2日の弾丸だったんですけど、撮影後に食事をしようと思って街をブラブラしていたら現地の方にいきなり声を掛けられたのはビックリしました。わぁ、僕を知ってくれてる人がいるんだ!って、衝撃を受けるとともにすごくうれしかったです」
――今年2月には中国版TwitterともいわれるWeiboの公式アカウントを開設。フォロワー数はすでに100万人を超えている。
「はい、ありがたいです。Weiboの僕の中でのテーマが『自分で投稿する』なんですが、まだまだ勉強中のつたない中国語ながらも、なんとか上手く気持ちを伝えられたらいいなって。使える言葉は本当に少ないけれど、できるかぎり自分の言葉でちゃんと届けられたらなって思ってやっています。向こうのファンの方ともWeiboを通して繋がってる実感があるので、これからも続けていけたらいいですね」
――今後、アジアというフィールドでやってみたいことはありますか?
「今回の写真集は撮影がすべて日本だったので、今度は上海とかいろんなロケーションで撮った写真集を出してみたいです。そしたら現地の皆さんにもより身近に感じてもらえるだろうし」
――上海のお気に入りの場所はありますか?
「上海に限らず、中国ってどの都市に行ってもすごく面白いんですよね。今年の中国ツアーでは、シンセン、北京、上海と3ヵ所を回ったんですが、同じ国とは思えないほどそれぞれが全然違う。やっぱり国土が広いだけあって、その場所その場所のカルチャーがあったり、料理もビックリするくらい違っていて。そういうのを改めてじっくり味わってみたいです」
――中国の魅力とは?
「うーん、いろいろあるけど結局は人ですかね。僕、中国の方々ってすごく自由だなって思うんです。振る舞いが自然体というか、誰も人の目なんか気にしてない感じが素敵だなって。例えばお店の店員さんとかも日本ほど繊細な対応ではないけど、向こうはそういう文化で、それが普通なんですよ。それを目の当たりにしたとき、すごく肩の力が抜けた人たちなんだって思ったし、そうやって僕も“自然体な自分”を忘れたくないなって。リスペクトする部分もありました」