犬飼貴丈「1年間の重みが詰まっています」 “仮面ライダーのバトン”を奥野壮へつなぎ感慨深げ
現在テレビ朝日系で放送中、8月26日(日)に最終回を迎える「仮面ライダービルド」から、平成仮面ライダー20作目となる「仮面ライダージオウ」(9月2日[日]午前9時スタート)へのバトンタッチを記念した、「平成仮面ライダー20作品記念フェスティバル」が8月25日(土)~26日(日)に東京・ベルサール秋葉原で開催される。
その前夜祭として8月24日、両作のキャストによるバトンタッチトークショーが行われ、「仮面ライダージオウ」より主人公を務める奥野壮(仮面ライダージオウ/常磐ソウゴ)、「仮面ライダービルド」より犬飼貴丈(仮面ライダービルド/桐生戦兎)、赤楚衛二(仮面ライダークローズ/万丈龍我)、武田航平(仮面ライダーグリス/猿渡一海)の4人が登壇した。
トークショーではまず、犬飼ら「ビルド」の3人が登場し、この1年を振り返った。「『ビルド』は自分にとってどんな作品だったか?」という質問に犬飼は、「『仮面ライダー』という作品をイチから教えてくれた、まさに僕を“ビルド”してくれた作品だと思います」とコメント。
先日クランクアップを迎え、後は最終回のオンエアを待つばかりの3人。武田が犬飼へ「解放された気分で、なんかテンション高めだね!」と反応する一幕があるなど、同作を演じきった絆を感じさせる明るい雰囲気の中でトークを繰り広げた。
その後、奥野が登場し犬飼とのバトンの受け渡しが。犬飼の「1年間よろしくお願いします!」という言葉と共に巨大バトンが奥野へ手渡され、奥野は「『ビルド』を観ている僕としては終わるのが寂しい気持ちもあります。でも、これから『ジオウ』が始まるのが楽しみで、うれしい気持ちです」と語った。
一方の犬飼は仮面ライダーのバトンをつないだことに、「1年前に飯島(寛騎)からもらったときはただのバトンに見えていたのですが、こうして自分から渡してみると1年間の重みがバトンに詰まっていて。いろいろな人がつないできたバトンをいま奥野くんに託したんだな、という気持ちが湧いてきています」と、感慨深げな様子だった。
その後、「ビルド」の3人は後輩・奥野へアドバイス。「プライベートでもヒーローらしく立ち振る舞うこと」(武田)、「ハードなスケジュールだけど体を大事に」(赤楚)、「プロフェッショナルなスタッフの方々の背中を1年間しっかり見てほしい」(犬飼)という助言が送られた。
最後に奥野は番組を観る子供たちへ向け、「ソウゴは夢にまっすぐな人物。一つのことにまっすぐなところをすてきだなと感じてもらえればと思います」とメッセージを送った。