アジア競技大会・ソフトテニスが開幕!日本代表男子が金メダルを誓う
選出のポイントは「勝ちにこだわって試合をしているか」
――予選会で船水選手が決まった後、あと4人を決めた選考理由について教えてください。
中堀:今回については2月から合宿をしているんですけれども、2月、3月、それとゴールデンウイークの合宿を含めて、選考合宿をしてまいりました。その中でも試合形式練習を中心に取り組み、「勝ちにこだわって試合をしろ」と伝え、戦略や戦術の部分を評価して選手を決定させていただきました。
「アジア競技大会で負けたら意味がない」
――今回のアジア競技大会は、どんな意義がある大会ですか?
増田:ソフトテニスの中でアジア競技大会は、アジア選手権、世界選手権などほかの国際大会とは違い、JOCの大会でもあり、ほかの競技も参加している中でのソフトテニスの競技の大会ですので、そういった面ではほかの国際大会とは違い、特別なものがあります。ソフトテニスの今後の発展のためにも特別な大会であると思いますので、特に、結果を出すということについても、より頑張っていきたいという思いがあります。
長江:アジア競技大会がソフトテニス競技の中で一番重要視されている大会です。それは、日本だけではなく、ライバルである韓国、台湾も一緒だと思います。2016年にアジア選手権の国別対抗で日本が優勝したのですが、そのあとに韓国のエースのキム・ドンフン選手から、「アジア選手権では負けたけど、アジア競技大会は勝つよ」と言葉がありました。
やはりほかの国もアジア競技大会への思いというのは違います。ここで金メダルを取れるかどうかっていうのは、ソフトテニス競技者にとって一番の目標だと思います。
丸中:アジア競技大会がJOCの大会というのもあるので、ソフトテニス競技で一番大きな大会になると思っています。周りの方々からも、「この大会が一番大事なんだよ」というのは聞いているので、集中して取り組んでいきたいです。
上松:海外の選手、特に韓国や台湾の選手は、この大会をメインに考えています。僕も、今回のアジア競技大会を勝たないと意味がないととらえていて、アジア競技大会で韓国を倒さないと意味がないと思うので、僕自身そういう覚悟を持って、今回金メダルを取るという気持ちで臨みます。
船水:やはりこの大会で勝つことによってメディアに出る機会もほかの大会に比べて多いと思いますし、そこで勝つことに本当に意味があると思っています。韓国、台湾といったほかの国の選手は目の色を変えて戦ってくるということなので、そこで勝つことによってやっと世界チャンピオンになれるということだと思うので、全てを懸けて戦います。
8月27日(月)~9月1日(土) インドネシア・パレンバンで開催
<競技日程>
8月28日(火) シングルス
8月29日(水) シングルス ミックスダブルス
8月30日(木) ミックスダブルス
8月31日(金) 国別対抗戦
9月1日(土) 国別対抗戦
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