山崎賢人『グッド・ドクター』全話平均2ケタ視聴率で有終!「小児外科医になりたい」の声も
「小児外科」に光を当てる
多くの視聴者を感動の渦に巻き込んだ「グッド・ドクター」。聞こえてくる声は、ドラマへの感想にとどまらない。
「小児外科という科があるのをドラマで初めて知った」「小児外科の先生は本当に大変なんだな、でも、必要なんだなって思った」「昔、小児外科にお世話になったことを思い出した」「わたしも小児外科医になりたいと思った」――。そんなメッセージも、SNSを通してあちこちで上がっている。
放送スタートにあたり、「グッド・ドクター」のチームには「日本国内でも医師全体の0.3%しかいないといわれる“小児外科”の存在と必要性を知ってほしい」という強い思いがあった。主演の山崎もスタート時、「小児外科医がドラマを通して少しでも多くの方に注目されるように、新堂湊を通して深く潜り込んでいければと思います」と、自らの“使命”を語っていた。
そんな思いの集大成でもあった第10話。重い病気を抱える伊代は、エンディングで手紙にこう綴っている。
「命を扱う現場で日々働いている看護婦さんやお医者さん」「命を救うため懸命に戦っている人たちは、みんな素晴らしいお医者さんなんだって」
「いつか私も、そんな素晴らしい小児外科医になりたいと思っています」
そして放送後、番組公式サイトでは、藤野良太プロデューサーからのメッセージが届けられた。「小さな命を救うために、日々奮闘している全ての小児外科医がグッドドクター。最終話の伊代の手紙にはその想いを込めました。新堂湊の物語は終わりますが、皆様の記憶の中で生き続けてくれたら幸いです。ありがとうございました‼︎」
山崎賢人「沢山の反響、うれしく思います」
積み上げてきた全10話のドラマで、強いメッセージを届けた「グッド・ドクター」チーム。その思いは確かに、見る者に伝わった。難役を務めあげた山崎は公式Instagramに「この作品で沢山の反響をいただき本当にうれしく思います」と感謝のメッセージを書き込み、共演の上野樹里も公式Twitterで「実際に働いてる沢山のお医者さんや患者さんは今も命と向き合っているから、このドラマが少しでもエールになれば嬉しいです」とつぶやいた。
この作品を通して“小児外科医”の存在を知ったという人も少なくないだろう。小児外科に光を当てたい、その最前線で戦う医師たちの姿を描きたい――使命を貫いた「グッド・ドクター」チームに拍手を送りたい。
※山崎賢人の「崎」は正しくは「立さき」