10月5日(金)に放送される「LIFE!~人生に捧げるコント~」(夜10:00-10:45、NHK総合)。内村光良が座長を務める同番組では、傑作コントや、さまざまな名物キャラクターを生み出してきた。
5日の放送では、池谷のぶえがメインキャラクターとして活躍する「おふくろ刑事」や、「イタヤガイ」シリーズの第2弾などが公開になる。
今回は、池谷にインタビューを行い、コントキャラクターを演じる上で意識している点や、クセがある、けれども池谷にしか演じられない「おふくろ刑事」をどのように作り上げたのか聞いた。
特に“おふくろ感”は意識していないです
――今回の「おふくろ刑事」の演技で、意識したポイントを教えてください。
年齢的にもそうなので、特に“おふくろ感”は意識していないです。
割烹着と三角巾があれば大体誰でもおふくろになれると思いますよ(笑)。
登場シーンでは、“W浅野”さんのようなトレンディな刑事をイメージしていました。おふくろの姿との落差を付けた方がいいのかなと思って。
――共演している座長の内村さんの印象はいかがですか?
現場が緊張しない状態を作ってくださるので、ありがたいです。
そのお陰で肩の力を抜いてできますし、出演者同士も「ここまでやっても大丈夫なんだ」と思える関係になれる気がするんです。
そういう雰囲気作りって笑いの作品を収録をする上で大事なことだと思うので、素晴らしい方だと思います。本当に皆さんに「ウェルカム」って感じなんです。
――内村さんと演技について相談することはあるんですか?
特にはないです。内村さんは今までたくさんコントやってきていらっしゃるので、台本が出た段階で、「こういう方向だね」っていうのを見定めていらっしゃると思います。
私は本当に「LIFE!」さんの中では新参者なので、皆さんが築かれてきた歴史について行くだけというか、尊重したいと思っています。様子を伺いながらやっている感じですね。
――7月13日に放送された、広末涼子さん出演のコント「優しき二人」では、池谷さんと内村さんで老夫婦を演じられていましたね。
内村さんとは、「優しき二人」以外でも老夫婦の役を演じさせていただいたんですが、コントならではですごく楽しかったです。
舞台だとたくさんありますが、映像作品ではあまりぶっ飛んだ設定の役を演じることは普段は無いんですよね。それに、おばあちゃんの役だと動きがゆっくりできるからか気持ち的にも楽なんです。やっぱり早口でまくしたてるような役のコントだとちょっとドキドキするじゃないですか?
ゆっくりできると、とても穏やかに演技に臨めるので、これからもたくさんおじいちゃんおばあちゃんをやりたいです(笑)。