「―ブンブブーン」5年目突入!プロデュ―サーに聞いた番組の裏側&KinKi Kidsのこと
「KinKiKidsのブンブブーン」(フジテレビ)が、10/26で放送5年目に突入した。そこで、KinKiの2人と共に番組を作ってきた加藤智章プロデューサーに、今だからこそ聞きたい思い出のあの回や、気になるこの回の裏側、さらにはKinKiの2人の魅力まで、じっくり話を聞いた。「ずっと粘り強くやっていくタイプの(堂本)光一さんと、しなやかにその場に対応していくことを楽しむ(堂本)剛さん。お2人はそれぞれでも物事を成立させることができる人たちです。そんな2人が同じ空間にいるからこそ生まれてくるものや、生じるズレが面白いんでしょうね。僕は、どちらの性格も好きです」と話す加藤P。1問1答形式で、たくさん答えていただきました!
1回の収録時間はどれくらい?
約2時間くらい
「1日にだいたい2組、企画内容にもよりますが、移動時間を含めて1回2時間くらいの収録です。“撮れた”と思うのは、他の番組であまり見ない瞬間が起きたとき。2018年9月8、15日放送では、KinKiとゲストの森山直太朗さんのいい歳をした3人が、タレをまるで宝物を見つけたかのように盛り上がる姿がとても良くて、面白かったです」
KinKi Kidsとの打ち合わせ時間はどのくらい?
10分くらい
「基本当日、2組分で10分ほど。事前に台本などはお渡しして、お二人からリターンもあります。当日は、ゲストと話したことや流れを伝えるくらい。朝早いときには『聞いてるのかな~?』って感じる日もありますが(笑)、ちゃんと聞いているのでさすがです。その段階で僕らにはあまり言いませんが、その回ごとのお互いの役割とそのさじ加減があうん呼吸で2人に絶対にあるんです。『どっちがどう引っ張るか』を気にされていますね。それでも10分未満なので多くは語らないです」
他のバラエティーと違うと感じることは?
スタッフの“老舗感”
「他の番組と違うのは“スタッフの老舗感”。今のフジテレビでは少ないパターンだと思います。「LOVE LOVE あいしてる」(1996年ほか)からずっと一緒にやっている人もいて、フジテレビの“チームKinKi Kids”、いわば家族のような人たちで作っているので、2人も安心して任せてくれているのを感じます。なので2人の得意・不得意や好き嫌いも分かっているつもりなのですが、ごくまれに食べ物の好き嫌い情報が更新されていることが発覚します」
朝早いロケは2人とも本当にテンションが低い?
低いです
収録開始時間が朝早い企画ではオープニングトークで『朝早い…』とぼやきがちなKinKi。「あれはもうただの儀式のように愚痴るっていう(笑)。カメラが回っているときでもそうでないときでも『今週も朝早いな~』って言われたら、『そうですね~』って(笑)。無理にテンションを上げてもらおうともしません。昼のロケだからといってテンションが高いわけでもないですから(笑)、いつも自然体でいていただければいいかなと思います」