また、現場の様子を聞かれた真矢は「ドラマのタイトルになっている親子丼は“激熱”で出てきます。というもの、カメラでおいしそうな湯気を撮りたいので。若いみんなは毎回ものすごい勢いで食べなくてはいけなくて、それはもう修行のようです」と撮影秘話を明かす。
しかも、その親子丼の卵はわざわざ宮崎から取り寄せているそうで、味にも相当なこだわりがあるらしく、キャスト陣もその極上の味について絶賛していた。
さらに記者との質疑応答では、おいしそうな料理が次々登場する物語にかけ「自分にとって思い出の料理とは?」という質問が。
それに対し、若手メンバーから浦上が「パスタが好きなんです。母親はパスタは簡単だから助かるってよく言ってます。あ、でもこういう場所でこんなこと言ったら後で怒られちゃうでしょうね」と語り、会場から笑いが起こる。
さらに「アプリコットジャムが隠し味のカレー。サイコーです」(塩野)、「大阪の実家では土曜のお昼、お父さんが山芋いっぱいのトロトロのお好み焼きを作ってくれました」(祷)、「辛いものが苦手な私のために、お母さんがさつまいもカレーを作ってくれました。その匂いを嗅ぐだけで幸せになれました」(日比)と、それぞれ“家庭の味”を挙げた。
最後に真矢が「現実に起こっている問題を、しっかりした脚本とそれを伝えるべく演出家をはじめ、スタッフの皆さん、さらにキャストが一丸となって頑張っています。
若手メンバーもいい作品を届けたい、この作品で爪痕を残したいと熱いです。私もみんなのパワーを受け止めるため『これは食べなきゃダメだ』と、毎日モリモリ食べているほどです。
さくらも最初はみんなに拒否されますが、話が進むにつれ、打ち解けていくはずです。最後は笑顔で終われるような物語になってほしいですね。
ぜひさくらやシェルターの子どもたちを見守ってください」とあらためてあいさつし、会見は終了となった。