最初はチーム「ドクターX」に“入れてもらう”という気持ちが強く緊張しました
――撮影が始まった当初と、撮影現場の雰囲気は変わりましたか?
「リーガルV」のスタッフの方たちは、「ドクターX」(2012~2017年、テレビ朝日系)と同じチームなので、最初はそこに“入れてもらう”という気持ちが結構強くて緊張していましたが、最近の現場は本当に和気あいあいとしています。
初めの方は、全く新しいキャラクターをみんなが「どうやって作っていこうか」と慎重にやっていた状態だったので、私自身も余裕がなかったですね。でも1カ月ほどたった頃からはだいぶ慣れていきました。
――共演者の皆さん、撮影の合間は会話を楽しんでいらっしゃるとか。
そうですね。会見で米倉さんが「京極法律事務所代表の高橋(英樹)さんが筆頭になって、過去の経験とか、時代劇のお話などをしてくださって、現場を盛り上げてくれています」とおっしゃっていたように、ジャンル問わず、いろんなことにお詳しい、博学な英樹さんがさまざまなお話をしてくださります。それをみんなで楽しんでいる感じですね。
――そんな和気あいあいとしている現場ではアドリブなども出てきますか?
アドリブはほとんどないですね。決められたせりふの中で、「どうふざけるか」という感じでやっています。
――京極法律事務所の中でも“お堅い”印象の理恵はどのようにふざけているんでしょうか?
根本的なキャラクター自体は変わらないですし、理恵のせりふって結構説明することが、多いんですよね。事務ですから…。弁護士でもないですし、ただ事務としてのスキルはすごくある人。
元銀行員なので、お金に強くて京極法律事務所の経理を担っているんですけど、みんな自由に無駄遣いするんです。
特に小鳥遊さんの無駄遣いに警戒しつつ、「これだといくらかかるな!」っていう計算をパパパってして注意しているような人ですね。
一応、前に犯罪をしでかしたのも、好きな人のために、というのがあるので、情には厚い人そうですね(笑)。