“キョウリュウレッド”竜星涼が落語家に!見事な“たんか”にファン喝采!!<昭和元禄落語心中>
実はこれ、落語「大工調べ」の一節。与太郎は、師匠・二代目八雲(岡田)から教わった「はじめはとにかく腹の底から声を出せ」を実践するため、与太郎は日頃から「大工調べ」を稽古していたのだった。
「そうすりゃ、客席に聞こえねえってこともなくなるし、驚いて顔を覚えてくださる。声の大小、落語の良し悪しはやってりゃそのうちわかるってさ」と与太郎。八雲の教えを忠実に守り、腹から声を出す稽古を重ねてきた。
そうして体に染みついた啖呵が、元親分との対面という一世一代の場面で与太郎に力を与えた。
見事に啖呵を切った与太郎に、聞いていた組長もあっけにとられるばかり。「でけえ声でつるつる出やがるから、まったく聞きほれちまった。商売道具出されちゃなぁ」と苦笑し「精進してきたんだな。いい噺家になった」とねぎらった。
“お客は驚いて顔を覚えてくださる”――教え通りの啖呵売りで組長を驚かせた与太郎に、ふすまの向こうで聞いていた八雲はひとり、満足そうな笑みを浮かべていた。
ガラリ印象変わりファン「気づかなかった」
見事な啖呵で組長を圧倒した与太郎。SNSなどでは「与太郎の啖呵、凄かった!」「お見事!」「聴きほれた。カッコよかった」「スカッとしたし、涙が出た」「男気に胸がすく思い!」といった喝采の声が上がった。
演じる竜星には、「落語が本当に上手!」という称賛の声のほか、「よく見たらキョウリュウレッドだ!」「『アンナチュラル』の葬儀屋さん!?」「ああ!『ひよっこ』のおまわりさんか!」「気づかなかった!」といった驚きの声も。
竜星がこれまでに出演してきた「獣電戦隊キョウリュウジャー」(2013-2014年、テレビ朝日系)、連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年、NHK総合ほか)、ドラマ「アンナチュラル」(2017年、TBS系)などで演じた役柄とはまたガラリと印象を変えた竜星に、称賛の声が上がった。
12月7日放送の第9回では、与太郎と小夏が結婚して数年後が描かれる。三代目助六となった与太郎は、堂々たる真打に成長。一方で八雲は70代になり、至高の芸は健在ながら、人知れずある悩みを抱えるようになっていた。そして小夏は「父・助六(山崎育三郎)と母・みよ吉(大政絢)の事故死には、まだ何か秘密があるのでは…」という疑念を抱いていた…。
毎週金曜夜10:00-10:45
NHK総合にて放送
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