はあちゅう、夫しみけんの仕事に「1カ月に1回は過呼吸で泣いて電話」
1月3日(木)放送の「おしゃべりオジサン ヤバイ・オブ・ザ・イヤー2019」(テレビ東京)に、ブロガーで作家のはあちゅうとカリスマAV男優しみけん夫妻が結婚後初のテレビ共演を果たし、その驚くべき私生活を語った。
2018年7月に事実婚を発表した2人。その出会いは、ホテルの高級レストランでしみけんが男性器や女性器の名称を大声で話していたところを見たはあちゅうが「ナチュラルにヤバいやつ」とドン引き。だが、今までの人生で出会ったことがない人種で「こういう人と会うことによって、人間としての度量が広がるんじゃないか、人生の経験値が上がるんじゃないか」と、恋愛感情よりも観察対象として興味を持ったのがきっかけだったと明かした。
その後4年間の交際を経て結婚した2人だが、結婚前にしみけんが「別れたい。ちょっと修行をしたい」と家を出てしまい、そこから4カ月間、しみけんは一度も家に帰らず、独身最後の時を友人と過ごすバチェラーパーティーをしていたと告白。
人気AV男優を旦那に持つことに、数年間かけてメンタルを鍛えて慣れてきたというはあちゅうだったが、しみけんが仕事相手の女優との手のつなぎ方が恋人つなぎだったと、泣きながら電話をかけたことがあったと言い、しみけんは仕事内容の便宜上必要な行為だと説明するも「心の結びつきがあるように見えて。で、過呼吸…。1カ月に1回くらい過呼吸で泣いて電話したりとかして」と目に涙を浮かべた。
MCの坂上忍が「(相手の女優に対し)好きとか愛おしい感情はわくでしょ?」と質問すると、しみけんは「愛おしいとかそういうのはないです」と答えるも、複雑な表情でこの会話を聞いていたはあちゅうは「それも生まれてるのかも知れないですけど、彼の体験人数がもうそろそろ1万人なんですよね。そうすると1万人に嫉妬のしようがなくって。一人二人だったら『あいつ!』ってなるんですけど」と、AV男優の妻になった複雑な心境を語った。
また、籍を入れない事実婚を選んだことについて、はあちゅうは「きっかけは2つあるんですけど、1つは彼が不動産が借りれなかったことなんです。現役のAV男優ってことで、彼は不動産が借りられなくてブラックリストに載っていてだめんなんです。あとは、私の家族が普通の価値観、一般的な価値観で育ってきてるので、家族の中でそういう人(AV男優)がいてほしくないという意見が親戚で出たりとかするから。事実婚に関しては、苗字が変わらないってことと、個人対個人ってことが言えるのと、どちらかが家に入るとか嫁ぐとかっていう認識ではなくなるので」と説明。
坂上が「親戚の方にAV(男優)やってる方が身内に入ってほしくないとか、って言うワードが出てくると、俺が旦那の立場だったら『ちょっと寂しいな』と思っちゃうけど、そこら辺はどうなの?」としみけんに問うと、
しみけんは「寂しいなって気持ちはゼロではないですけど、普通じゃない人生を選んで、普通の幸せがポッと手に入ると思ってなかったので、そこはもう制度とか世の中の認識を、僕がちょっとでも変えていけたらいいなと思って活動してますけど」と答え、壁にぶつかりながらも幸せな新婚生活を送っていることを語った。