長年にわたり“誰も見たことがなかった生きもの”たちの姿を紹介してきた人気番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」(毎週日曜夜7:30-8:00、NHK総合)が初めて映画に!
1月18日(金)より公開される「劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説」はライオンやゴリラなど、アフリカの大自然で力強く生きる3つの“家族”の物語が展開される。
本作のナレーターを務めた女優の葵わかなにインタビューを実施。
普段の芝居とは違う声だけの表現で心掛けたことや感情移入したポイントなどを語ってもらった。また「大喜利」のようなムチャぶり質問では、葵が人間以外でなってみたい生き物が明らかに!?
自分もその中の登場人物になったつもりで
――映画のナレーションは、今回が初めてですね?
これまで、テレビのドキュメンタリーなどで何回かナレーションのお仕事をさせていただきましたけど、映画では初めて。
声だけとはいえ、もともとストーリーがあるものに少しでも携われる感じが好きですし、今回は動物のお話だったのでとてもうれしかったです。
――声の表現の面白さはどんなところだと思いますか?
読書が趣味なので“言葉”が好きなんです。普段のお芝居は自分の顔の表情だったり身体を使って表現しますけど、言葉だけで文字を伝えるという点が自分の中でしっくりくるものがあって。
例えば、ドラマチックな人間模様を描いたドキュメンタリーだったら感情が入っていない方がいいかなとか、今回の「ダーウィン」のような動物ものだったらこういう読み方が合っているのかなって考えることが楽しい。
ナレーションの種類もたくさんあることを知ることができて、とても興味深かったです。ナレーションの仕事は、機会があったらまた挑戦したいと思いました。
――葵さんのナレーションは動物たちに語り掛ける感じだったので、一緒に見ているような感覚に。とても感情豊かな語り口だなと思いました。
ありがとうございます。見ている人たちが劇中に登場する動物たちに寄り添えるような話の構成ということもあって、感情が入っていてもいいのかなと。
大人の方はもちろん、子供たちにも見てもらえるような作品になるんじゃないかなって思っていたので、絵本を読み聞かせるようなイメージというか、自分もその中の登場人物になったつもりで読みました。
――制作スタッフの方たちからは「台本を読み込まれて来ていらっしゃった感じがして、細かい指示を出す必要がなかった」という声が挙がっていました。
自分ではうまくできたかどうかは分かりませんけど、台本が話し言葉だったのですごく読みやすかったですね。
――思わず感情が入りすぎてしまったシーンはありますか?
お世辞抜きで、3つの家族の物語はどれも感情移入できました。ライオンの子供・ウィリアムが主人公の話は、生まれた時からの成長過程が見られてとても面白かったです。
何となく自分がずっと見守ってきたような気持ちになりました(笑)。
ゴリラの家族の物語は見ていて胸が痛くなってくるし、一頭で子育てをする母ライオン・ナイラが置かれている状況は、どこか人間の社会に似ているような気がして。身近な話として見ることができました。
とにかく、感情移入ポイントがたくさんあったので、ナレーションを録り終わった後は何とも言えない達成感を味わいました。
――今回の劇場版を含め、あらためて思う「ダーウィンが来た!」の魅力は?
やっぱり、子供が見やすいという点。自然の雄大さや厳しさを伝えるドキュメンタリー番組が多い中、動物たちを通して温かい気持ちになれたり、身近な話のように感じていろいろ考えられるところが面白いなと思います。
ナレーション:葵わかな 龍田直樹
音楽:内池秀和、加藤みちあき
制作:NHKエンタープライズ
映像提供:NHK
製作・配給・宣伝:ユナイテッド・シネマ
1月18日(金)より、ユナイテッド・シネマ他全国ロードショー
メイク=石川奈緒記、スタイリスト=岡本純子、 衣装協力=オウシーナン(トップス、スカート)
ザテレビジョンがLINEでドラマニュース専門アカウント始めました!
主演インタビューや編集部オリジナルのドラマニュースがまとめて読めます!
下のボタンから「友だち追加」しよう!