4月8日(月)よりスタートする「テレビ朝日開局60周年記念 帯ドラマ劇場『やすらぎの刻~道』」(毎週月~金曜昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)の制作発表記者会見が東京・八芳園で行われ、脚本を手掛ける倉本聰をはじめ、風吹ジュン、清野菜名、橋爪功、風間俊介、石坂浩二らが登壇した。
本作は、2017年4月~9月に放送された「やすらぎの郷」の“その後”とともに、主人公・菊村栄(石坂)が執筆するシナリオ「道」が映像化されていくという壮大な物語だ。
無名の夫婦の生涯を、昭和、戦中、戦後、平成、そしてこれから到来する新元号の時代まで、その移り変わりを1年かけてつづっていく。
倉本は「2017年の秋ごろ、『やすらぎの郷』が終わり、テレビ朝日の会長に呼ばれまして。慰労してくれるのかと思ったのですが、再来年(2019年)もやってくれと…。その時、叙々苑の游玄亭で熟成したお肉をごちそうになってましたので、ハニートラップに遭ったような感じで(苦笑)。ぼんやりと引き受けてしまったんです」と、続編を執筆するに至った経緯を冗談交じりに告白。
さらに、「とにかく必死になって、2017年の暮れから書き始めたのですが途中で体を壊してしまいまして…。それでも十月十日で全部仕上げまして、割と安産だったんです」と打ち明けた。
また、「道」パートで清野演じるヒロイン・しのの晩年を演じる予定だった八千草薫について「(急きょ)『やすらぎの郷』の方の場面を少し加えて、八千草さんには5シーンほど出演していただきました。僕もその現場には立ち会ったのですが、“入舞”を見ているようだった」と語り、「今朝も(八千草さんから)電話が掛かってきて、皆さんにくれぐれもよろしくお伝えくださいということでした」と明かした。
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