武井壮、“大恩人”の逮捕に「自分から法を破りにいくのは絶対に理解できない」
武井が思いを吐露
さらに「その恩人とも言える人が逮捕されました。どんな気持ちですか?」と田中が武井に聞くと、「ニュース見たときは本当にただ驚いて。そんな気配一度も感じたことなかったし。薬でどうかなってるみたいなことも一度も見たことないし、僕らになんか悪い態度とったりすることも一度もないし。
僕は全くそう言うことは気付かなかった。普段から基本的にテンション高い人で、プライベートでも明るいし、(テレビで見る)あのまんまだし、全く僕は分かんなかったんで」と彼の人柄と、事件とのギャップを語った。
田中から「今もし(ピエール瀧に)会ったとしたら、言いたいことってなんかあります?」と聞かれると、武井は「言いたいとかは特にないですけど、思うことは、今大河ドラマだったり、ほんと瀧さんいろんな場面で、ご自身のタレント活動をすごい幅で広げて、本当に最高のポジションだったと思うんですよ。そこであれだけの大作をたくさんやっている状態で、何でだ?って言う…」と苦言を呈する。
その上で「僕らがタレントとして、例えば僕もそうですけど、今までかけてやってきて、本当に一般の方で考えられないような報酬を頂いたりとか。その理由って、スポンサーの企業が制作するものに大きいお金をかけて投資して、僕らに(企業の)信用を預けてくれて、作品を任せてくれてる。
それをたくさんの人が見てくれることで僕らの価値が高まって。決して僕らのクオリティーが高いとか、ただ面白いとか、それだけじゃないと思うんですよ。そういういろんなものが合わさって頂いているのが、僕らが一般の方よりも高いギャランティをもらったりする理由だと思うんですよ。
だから僕らがその上でやることって、その作品を世の中により多く届けるために、より高い遵法(じゅんぽう)精神とかモラルを持って生活を送っていくことだと思うんですよ。
そしてよりたくさんの人にそれを楽しんでもらって、先行投資した人により大きいリターンを与えるためにやってるものだと思うし。それはテレビ番組もそうだし。
だから今のこの瀧さんのシチュエーション(立場や影響力)で自分から…、薬物って自分からやるものじゃないですか。不慮のもので何かもらっちゃうものではなく、事故とかでもなく、自分から法を破りにいくって言うのはやっぱり理解できないし、特に薬物っていうものを購入する資金を、僕らそういう高い報酬を頂いた中から、そういう信用とかたくさんの人が見てくださっている価値で頂いているのに、そのお金を違法のものに使うっていうことは、僕は絶対に理解できないし。
それは反社会勢力だったりとかいろいろな活動源になったりするものだと思うから、僕らが頂いたギャランティをそんなところに使うっていうことは絶対に許されないことだなと思うし、まずは償いをしていただければうれしいなっていうふうに思います」と、武井は涙を浮かべ、時折声を震わせながら、恩人の事件について心中を明かした。
次回の「サンデー・ジャポン」は3月24日(日)放送予定。
毎週日曜朝10:00-11:30
TBS系で放送
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