毎週火曜、テレビ朝日とAbemaTVにて放送中の「フリースタイルダンジョン」。5月14日深夜の放送では、番組開始から3年半にわたり“ラスボス”を務めた般若と、“2代目ラスボス”R-指定による「新旧ラスボス対決」が行われた。
5月7日に放送された「ダンジョンモンスター」と「ブラックモンスター」によるチーム戦の最後に、突如として「ラスボス引退」を発表した般若。
観客やステージ上のラッパーたちが言葉を失う中、般若は「ラスボスになる人と一度戦ってみたい」と、自身のMCバトルラストマッチをその場で行うことを表明。
そんな般若が“二代目ラスボス”に指名したのは、初代モンスターとして共に戦ったR-指定。会場からはR-指定のラスボス就任を歓迎する歓声と拍手が上がる中、究極のドリームマッチが開戦した。
両者が1本ずつ取って迎えた最終試合で、DJ CELORYがチョイスしたビートはDABO, ANARCHY, KREVAの“I REP”。まさしくダンジョンをREPする二人の、最後の戦いに捧げたこれ以上ないメッセージに、観客のボルテージもぐんぐんと上昇。
そんな中、R-指定が「TVカメラには映らんとこでの苦悩や葛藤いつも見てきた/だからこそ握るMicrophoneにも手が入る/震える目の前のリビングレジェンド」というラップの途中で、こみ上げる思いゆえか噛んでしまう場面が。
すると般若は、すかさず「よく聞けお前にないのはタフさ/よく聞け俺にはないのは弱さ/よく聞け内面そのメンタル/お前にラスボスからの伝達」とアンサー。冒頭から目を潤ませていた審査員のLiLyは、心のこもった熱いラップに思わず涙を見せる。
続けて般若は、「よく聞けZeebraありがとう/アンタが俺に声をかけてくれたからやったよ3年半/俺が般若みんな感謝」とオーガナイザー・Zeebraへ向けた感謝の言葉もラップに折り込んだ。
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