M-1&R-1 二冠制覇で各界が注目! 霜降り明星・粗品の「ゲーム愛」と「今一番出たいテレビ番組」
ピンでやってるときも「霜降り明星、おもろいなぁ」と思ってもらうのが目標です
――粗品さんが、それほどまでにゲームに惹かれるのはなぜでしょう?
「ゲームを作る人って、面白いですよね。Funny というより、Interestingという意味で。ゲームをプレイしていると、やっていて感心することが多いじゃないですか。シャドバもすごいなぁって思うし、RPGやったら『こんなストーリーになってるんや』とか。だから、おもろい“作品”を作る人に嫉妬して、刺激をもらっている、みたいな感じですかね。僕は映画も見ないし、本も読まないんで、そういうインプットは、全部ゲームからもらってるんですよね」
――本業のお笑いのお話も伺いたいのですが、今日の「シャドバ登竜門」のように、ピンでの活動にも力を入れていくのでしょうか?
「いや、ピンはあんまり考えてないです。もちろん、ピンの仕事をしないというわけではなくて、こういうゲームの仕事とかはめっちゃうれしいですし、ピンはピンでモチベーションはあるんですけど、僕はピンでやってるときも『霜降り明星、おもろいなぁ』と思ってもらうのが目標というか。あくまでも“霜降り明星”っていうコンビの看板は背負って仕事しているつもりです」
――史上初の「M-1」「R-1」二冠獲得を達成したわけですが、その後、何か変わったことはありますか?
「まず自分自身の中では、何も変わってないですね。周囲の方々がチヤホヤしてくれるっていうのはありますけど(笑)。でも一番大きく変わったのは、『M-1』と『R-1』を獲ったことによって、親孝行できる可能性がでかくなったことですね。やらしい話ですけど、これからの稼ぎがよくなるっていうことも含めて、やっぱり、母ちゃんがめっちゃ喜んでくれましたから。それは、優勝できて一番よかったことやと思ってます」
――まさに“お母さん大好き芸人”ならではのコメントですね(※「雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!」[4月11日テレビ朝日系]の「お母さん大好き芸人」に出演)。ちなみに、これから出演してみたいテレビ番組があれば、お聞かせください。
「これまではずっと『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)に出るのが夢やったんですけど、それはかなえることができたので(4月20日放送)…。あ、出たい番組がありました! 毎年、年末にやっている『1万人の第九』(MBSほか ※2018年は「1万人の第九2018〜Sexy Zoneマリウス葉 世紀の大合唱に挑戦!〜」のタイトルで放送)です。タイトル通り、一般参加の方も含めて1万人でベートーヴェンの『第九』を合唱するっていう企画で。実は僕、クラシックが好きで、芸人になっていなかったら、指揮者になりたかったんですね。僕がこの番組を見たときは、大好きな佐渡裕さんが指揮をされていて、すっごい広い大阪城ホールの会場で、1万人が『第九』を歌っていて…。『自分もあの場に居合わせたい!』って思ったんです。芸人になってからも、何度か応募しようと思ったことはあるんですけど、年末でスケジュールの調整も難しそうやし、これまで応募できてなかったんですよ。なので、いつか絶対『1万人の第九』に出たいです。きっとエグいと思うんですよね」
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