鈴木亮平、実写版「ウルヴァリン」に意欲見せるも「ヘトヘトになりそう」
CS放送のアニメ専門チャンネル・アニマックスで2011年1月7日(金)から放送が開始されるアニメ「ウルヴァリン」の完成披露試写会が12月16日、都内で行われ、主人公・ローガン(ウルヴァリン)の声を演じる小山力也、青山弘監督、放送直前のMCを務める鈴木亮平が出席した。
本作は、驚異的な肉体再生能力・ヒーリングファクターを持つローガンを主人公に繰り広げられるマーベル・コミックが原作で、日本のアニメーションスタジオ・マッドハウスによってアニメ化され、日本での放送が世界初放送となる。
ローガンがニューヨークで恋に落ちた日本人女性・真理子が突然姿を消す。その後、ローガンは真理子が日本にいることを知り来日。真理子の父が暴力組織・九頭竜の首領・矢志田信玄だということを知ったローガンは真理子を取り戻すため、信玄率いる九頭竜と闘いを繰り広げる。
「アイアンマン」に続くマーベル作品のアニメ化第2弾となる本作の舞台は日本。しかも、原作はアメコミにもかかわらず、出てくるのはローガン以外全員日本人。この斬新な設定について青山監督は「新鮮なんですが、成立するんですよ。大体同じ国の人たちだけで作品は作られるんですが、(日本人の中に)アメコミのヒーローが1人いるという画だけで、もう面白いですよ」と魅力を語った。久しぶりに若いまじめなヒーローを演じるという小山は「監督からは“(実写版の)ヒュー・ジャックマンより若くやってくれ”、20代前半から30代前後のイメージでと言われ、まずいなと思いました(笑)。(ウルヴァリンは)実年齢は100歳を超えているんですが、ごまかして若く見えるだけなので“ごまかし同士”ですね」とジョーク交じりに役どころを語った。
一方、ブログで自身を“スズヴァリン”と名乗るほど、「ウルヴァリン」ファンの鈴木は第1話の上映を見終えて、「アクションシーンにすごく迫力がありました。あと、ウルヴァリンは闘いっ放しですね。これが実写化されたら、ウルヴァリン役をやりたいんですけど、毎日へとへとになりそうですね」と“夢”を少し打ち消しそうになったほどの大迫力の映像に魅了されたそう。また、“本職”の小山を前にして、「声の仕事が初めてだったんですが、それを小山さんに隣で見られるなんて拷問ですよ」と恐縮。それを聞いた小山は「将来(鈴木がウルヴァリン役で)実写になったら、そのナレーションをやらせてください」と思わぬ立候補に鈴木は感激していた。
なお、事前特番「いよいよ放送!『ウルヴァリン』スペシャル」は、アニメ放送に先駆け12月24日(金)にアニマックスで放送。番組では、作品の見どころ徹底解剖や、声優・スタッフインタビューなど、本編をより楽しむための内容になっている。
2011年1月7日(金)スタート
毎週金曜夜10:00-10:30 アニマックスで放送
「いよいよ放送!『ウルヴァリン』スペシャル」
12月24日(金)夜10:00-10:30 アニマックスで放送