ラバーガールが、オール新ネタによる全国ツアーの模様を収めたDVD「ラバーガールLIVE『お前ら愛してるぜ』」を7月24日(水)にリリースする。
低温なやり取りながらも、確実に笑いを回収していく飛永翼と大水洋介のコントは唯一無二。職人技といえるコントの作り方や今ライブのテーマ、役者としての相方評など、二人の深部に迫った。
見る人を選ばないツアーに
──本作のオープニングは、忌野清志郎さん風のロックミュージシャンに扮した大水さんが熱唱するシーンです。ド胆を抜かれました。
飛永:タイトルを「お前ら愛してるぜ」にしてしまったので、オープニングは何かしら期待されてるだろうなって勝手に頭を悩ませて。ジャケット撮影を先にしていたので、コントにも入れないと気持ち悪いかなぁというのが(決めた)順番ですね。
全部新ネタの全国ツアーは初めてだったので、勢いよく始めたいというのもあって、やっぱ歌うしかないと。
大水:シンガーとして、気持ちよく歌わせてもらいました(笑)。いつもの単独ライブはしっとり始めるんですけど、今回は「みんな今日はありがとね~」という感じで出ていったので、緊張はしなかったんですよ。笑わせるというか、歌いたい気持ちになったんで。
飛永:「笑わせたい」はなかったの?
大水:ないね、最初のネタに関しては。オープニングでワッとテンションを上げたので、引きずったまま(最後まで行けた)。だから、いつものライブより全体的にテンションが高いかもしれない。
――全体を通してのテーマを教えてください。
飛永:分かりやすさを考えましたね。家族連れで来る方もいるでしょうから、難しいこと、下ネタで笑えなくなっちゃうのは嫌だったので、分かりやすい言葉を選んだのと、あとは運搬にお金がかかるので、あんまりお金をかけないようにしようと。
大水:見る人を選ばないツアーでしたよね。きつい下ネタがないですし、安心して笑える内容になってるんで、家族みんなで見てください。
7月24日(水)発売
価格=3000円(税別)
発売元=Contents League
販売元=ソニー・ミュージックソリューションズ