城南海、デビュー10周年を振り返り「長かったようで、あっという間だった」
「スカウトされていなかったら、歌手になっていなかった」
――歌手を志したきっかけを教えてください。
ずっとクラシックピアノをやっていて、鹿児島県で音楽高校に通っていたので、ピアノの先生になるつもりだったんです。
出身の奄美大島を出てから、シマ唄に触れて、奄美の良さに気が付いたので、「奄美の音楽を鹿児島で広めよう」という気持ちで路上ライブを始めたんです。
その時にたまたまスカウトしていただいて、一気に歌手への道が開いていきました。「伝えたい」という気持ちが根底にあって、これはデビューしてからも変わらないです。
私は鹿児島で、趣味でシマ唄を歌って、ピアノの先生になると思っていたので、スカウトされていなかったら、歌手になっていなかったと思います。
私の中に流れているクラシックも民謡も、デビューしてからの“ポップスの城南海”というスタイルも大事にしながら、音楽を作っていこうと思っています。
――先日発売されたベストアルバムでは、ファンの方のリクエストを元に選曲されたとお伺いしました。
10周年で初めてのベストアルバムだったので、皆さんにこの10年の感謝の思いを伝えたくて、みんなで作りたいなと思ったんです。なのでリクエストを受け付けて、上位にあった曲や、自分の思い入れのある曲を集めて、盛りだくさんな内容にしました。
カラオケや物まねで披露したカバー曲がきっかけで好きになってくださった方もいるので、カバーとオリジナル1枚ずつ作りました。これまでのファンの方も、新しく聴いてくださる方にも聴きやすい作品になったと思います。
――今後挑戦したいことはありますか?
日本に限らず世界中に歌声を届けていきたいです。いつも「日本語を大事に歌っています」と言っているんですが、ほぼ洋楽のカバー曲だけのワンマンツアーなどもしています(笑)。何かにとらわれることなく、いろいろなことにチャレンジしたいです。
最近は作詞作曲もやっていて、2018年は大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合)の劇中歌も書かせていただきました。こういう経験をこれから自分の引き出しとして生かしていきたいです。
毎週金曜夜11:55-0:00
BSフジにて放送
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