狩野英孝、小宮浩信、岩井勇気が口をそろえて「ヌメロンで分かった、女性は怖い!」
相手が設定した3桁の数字を予想し的中させる戦略型推理ゲーム「Numer0nⅡ(ヌメロン・ザ・セカンド)」(dTVチャンネルのひかりTVチャンネル+で配信中)。王様と執事をスピードワゴンの小沢一敬と井戸田潤が、秘書を乃木坂46の中田花奈が務め、毎回多彩な顔触れがプレーヤーとして登場する。第2回大会の白熱バトルを終えた直後の狩野英孝、三四郎の小宮浩信、ハライチの岩井勇気を直撃した。
――狩野さんと小宮さん、同じ事務所の先輩後輩対決は、いかがでしたか。
狩野「2人でよく練習をやったんですよ。楽屋でも移動中でもかなりやりましたね」
小宮「昨日もやりましたね」
狩野「勝率は僕の方が上だったので、いかにアイテムを使わずに倒して次のステージに進むかを考えてやりましたね。正直言うと、僕は次の対戦相手の倉持(由香)さんしか見ていませんでした」
小宮「いつも一緒に飲んだりしているので、狩野さんの手の内は分かっていましたから、それを逆に利用して戦おうと思って挑みました」
――岩井さんの対戦相手は声優さんでしたね。
岩井「心理戦に持ち込んだんですけど、やはり、対人間なんで、裏切られたと言うか、思うように言うことを聞いてはくれませんでしたね。それに相手が声優の芹澤(優)さんだったんで…。僕は声優さんとの仕事がかなり多いので、あまり変なところで嫌われたくないという思いがありました。そういう噂ってすぐに広まりますから。とにかく僕は声優さんには誰一人として嫌われたくないんです(笑)」
――すべての試合を見させていただきましたが、予想外の展開が起きた試合が多かったような気がしました。
狩野「内容の濃い試合が多かったと思います。ある試合では奇跡も起きましたしね。まぁ奇跡というのは勝っても負けても清々しいですよ。ああいう試合をすると、夢を見ているようで何だかすぐには現実に戻れないんですよ(笑)。とにかくこれは集中力が大事で、僕らはモニター室でも頭をフル回転させて予想してるんですけど、後半はもうくたくたでした」
小宮「連戦になると特にそうなんですが、前の試合を引きずってはいけないし、これは技術だけではないというのがよく分かりました」
岩井「僕の場合、あの場所に立つとどうしても何か一つキャラクターを入れたくなるんですよね。ああいう状況は漫画とかアニメではよくあるので、あっ、このキャラのセリフもこのキャラのセリフも…、というのがいっぱい出てきて、どのキャラを使って攻めようかという感じですごく楽しいんです。アニメに関する僕の培ったデータベースがいくらでも出せるので、こんな楽しい番組はないんじゃないかと思いました。勝負よりも、どのキャラクター出そうかということばっかり考えていました(笑)」
――スタジオ内は緊張感が漂っていましたが、モニター室でもだいぶ盛り上がっていましたね。
小宮「スタジオとモニター室では温度差があるんですよね。スタジオで対戦しながら“これは受けてるぞ!”と思っても、終わってモニター室に行ってみたら案外そうでもなかったとか(笑)。スタジオは人が少ないし笑い声がなくて、それである意味、安心して走って破滅に向かってしまうんです」
狩野「スタジオ内のあの静けさは耐えられないです。モニター室では、アイテムの使い場所がどうとか、とにかく数字が飛び交っていましたね」
小宮「バラエティーではなかなか絡むことのない声優さんたちとやり取りして新しい一面を垣間見ることができて楽しかったです。この子カワイイ顔して意外と性根が悪いなとか(笑)。でもそういう子って勝負になると強いんですよね」
岩井「僕は声優さんは全員素晴らしいと思っています(笑)。でもヌメロンは試合だけではなく意外とモニター室でもキャラクターを出せたので、収録通してずっと楽しむことができました」