――CDデビューの2014年から2019年まで6年連続でストロベリーステージ出演というのは異例のことだと思いますが、抜擢した理由と、橋元さんが思う東京パフォーマンスドールの魅力について教えていただけますか?
橋元氏:「@JAM EXPO」というイベントが始まったのが2014年で、ちょうどその年にCDデビューした東京パフォーマンスドールにはずっと出てもらっていて、感謝しています。
東京パフォーマンスドールの魅力は、先代のグループがある中で、先代の良いところと新生・東京パフォーマンスドールの良い部分がうまく融合しているところ。
受け継ぐべきところは受け継ぎ、進化するところは進化していくというグループとしての魅力がありますよね。
それに、彼女たちは1人1人個性が立っているグループだと思うので、純粋に応援していこうという思いで毎年ステージに出てもらっている感じです。
――そのお言葉を受けて、菜七さんはどう思いますか?
高嶋:ありがたいことに、本当に右も左も分からない時代から橋元さんにはお世話になっていて…。「@JAM」で私たちのことを知ってファンになってくださった方もたくさんいらっしゃいますし、橋元さんは“アイドル界の恩人”なんです。
「TPDのお父さん」って言ったらおこがましいんですけど、いつも気にかけてくださっているすてきな方、ってメンバー全員で橋元さんのことを話しているので、“お父さん”からそういう言葉を頂けてうれしいです。
――この「@JAM EXPO」というイベントの中で、東京パフォーマンスドールのパフォーマンスに期待することは?
橋元氏:彼女たちは歌とダンスが融合しているんです。歌だけに特化するわけでもないし、ダンスだけでもない、両面をしっかり融合させてキレよく見せていくというのが一番の魅力だと思います。
個々のクオリティーが高いので、その高いクオリティーが融合して、グループとしてどう表現していくか今後も期待していますし、そういう部分をファンの方に見てもらいたいなって思います。
――素人目に見ても、他のアイドルと比べて圧倒的な存在感があるなって客席から見ていました。
橋元氏:確かに、もう20年くらいやっている感じがしますよね(笑)。“ベテラン感”があるというか。
高嶋:そうですか?(笑) でも、いつまでも新人じゃいられないなとは思っています。今回出演されたアーティストさんの中で、知っている方が少なくなっちゃっていて、アイドル業界の同期くらいの方々がどんどんいなくなっているんですよ。
たくさん先輩方も解散されて、ちょっと寂しさもあるんですけど、そうやって時代は変わっていくんだなって、毎回「@JAM EXPO」に出ると感じますね。
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