<ブラック校則>佐藤勝利&高橋海人の共演姿に「早く続きが見たくなる」の声続々! 視聴熱も圧倒的1位
3位「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45、NHK総合)8993pt
10月13日に第39回「懐かしの満州」が放送された。脳出血を起こして倒れた志ん生(ビートたけし)は一命をとりとめ、弟子の五りん(神木隆之介)に、戦争中に満州へ兵士たちの慰問興行に行ったときのことを語り出す。
三遊亭圓生(中村七之助)と満州を巡っていた若き日の志ん生である孝蔵(森山未來)は、五りんの父・小松勝(仲野太賀)と出会っていた。孝蔵の落語「富久」を聞いた小松は、「あぎゃん走り方では1里も走れんばい」と、四三(中村勘九郎)の指導の元でマラソンをやっていた視点でケチをつけ、孝蔵を怒らせる。
その後、日本の敗戦が濃厚となったころに3人は再会。小松は沖縄での戦いに向かう前夜に所属していた分隊長から「逃げろ」「そうすれば遠からず戦争は終わる」と言われ、逃亡平となっていた。一緒に大連に向かった3人は酒を酌み交わすが、小松が酒に飲まれる様子に、圓生は「まるで『富久』の久蔵でげすな」と言う。
その翌日に開かれた孝蔵と圓生の二人会で、小松は孝蔵に「富久」をリクエストし、火事を見に行く久蔵を浅草から日本橋ではなく、芝まで走らせたらどうかと告げる。
小松の指摘どおりの走り方を取り入れた孝蔵の落語を見るうち、涙を浮かべた小松はいてもたってもいられなくなり、外に走りに出る。そこで妻へのハガキをポストに投函するが、ロシア兵に見つかり、撃たれて死んでしまう。
五りんが持っていたハガキに書かれた「志ん生の『富久』は絶品」はこの時に書かれたものであることが明らかに。第2章の主人公・田畑(阿部サダヲ)はほとんど出てこないという異例の回になったが、妻子に会いたい、日本に戻りたいと願っていた一兵士の哀しい出来事とともに、志ん生が本作の語り手になっていた理由がここでつながった。
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