「ホンマでっか」って言うのは日本で明石家さんまだけ!? 対京都出身者トークでさんま一人負け
10月23日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に、川島明(麒麟)ら京都府出身者がゲスト出演。京都府民が抱える悩みを評論家陣へ相談したところ、SNS上にも全国からさまざまな意見が上がった。
名物企画・県民人生相談で“なにかと鼻につくと言われがち”という悩みを相談したのは、川島、ギャル曽根、杉本彩、田畑智子、西村和彦、ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)、横山由依(AKB48)の8名。これに対し評論家陣は、他県の人間が京都府を特別に思っているために何気ない発言でも鼻につく発言のように感じてしまう“確証バイアス”という傾向が原因であると解説。さらに、東京都にある皇居へは行幸啓(天皇皇后両陛下が外出する意)なさっているに過ぎず、東京都に首都が移ったとは正式に決まっていないので東の京都=東京都という概念は正しいものであり、そうした強い郷土愛と自尊心が優良企業を生み出しているのも事実だと補説した。
この確証バイアスを証明するかのように、スタジオでは対京都論争が勃発。一番にかみついたのは奈良県出身の明石家さんまで、「いやいや、そう思ってるやろうけど、そうたいしたことないぞと思うで、俺ら」と歴史の長さで対抗。京都府民は舌が肥えているとギャル曽根が主張すれば、千葉県出身のマツコデラックスが「京都の料理って意外と塩分高いのよ」「出汁の味なんてわかんなくなるんだよ!」「薄い醤油(薄口醤油)って騙されちゃだめよ!あれ、(塩)辛いからね!?」と畳みかけるなど、京都府民劣勢の展開に。しかし、関西弁というくくりで大阪弁と一緒にされたくないという話の流れから、小杉が「だって俺たち『ホンマでっか』って言わないですもん、はっきり言って」と反撃するや、「日本で『ホンマでっか』って言うの、さんまさんだけ(笑)」と西村も援護。大阪府出身アナウンサー・川田裕美までもが「ちょっと私は使ったことない」と否定したため、「なんちゅう裏切りやねん、それ」とさんまの一人負けで幕を閉じた。
一方、SNS上では京都府民間の格差が話題に。西村や吉田いわく、京都府民には上京区・中京区・下京区・祇園(東山区)が真の京都、市外局番075なら京都といった感覚が存在するとのことで、宇治市の川島はまだしも、舞鶴市のギャル曽根や木津川市の横山には違和感を感じるのだという。「西村杉本田畑の別格感がすごいw」「075以外がようしゃべらはる」「大阪府三島郡も075やん」「ゆいはん、もう奈良県おいでw」などとSNS上でも共感やツッコミが続々と続き、他県民の格差ネタも続くなど盛り上がりを見せた。
「ホンマでっか!?TV」は毎週水曜夜9:00より放送。
※10月30日(水)は放送休止