目覚めたら、どすこいボディーがナイスバディーに…。笑いも涙もトキメキも味わえるシンデレラ・ラブストーリー「どすこい!すけひら」で主演を務めた知英。
事故で昏睡状態になったことでスリムな体形を手に入れたキュートなヒロイン・助平綾音について、また、アイドルグループ時代から現在に至るまでスタイル維持の方法、生き方・考え方の変化について本人に直撃した。
充実ぶりが際立つ彼女が、2019年にやり残したこととは?
グループじゃなくなってから、1人になって大変でした(笑)
――衝撃的なビジュアルのヒロインですが、特殊メークで“どすこいボディー”になった感想を教えてください。
お話を聞いた時に「面白い役が来た!」「このかわいい“まるまるちゃん”がどうなるのかな」って期待が大きかったです。
1回も経験したことのない役だったから、普段の自分のまま入るより演じやすかったし、すごく楽しかった! 体が大きいと声も体の底から響くんじゃないかと思って、今までにない低いトーンで出すようにしました。
――初期状態の綾音は知英さんと全然違いますが、共感できる部分は?
グループのときから、体についてのコンプレックスがなくはなかったので、気持ちは分かる気がしました。先輩に恋してチョコレートを作るところとか、「私もそうだったな~」「もしそれで好きな人に“どすこい”とか言われたら悲しい…」って。
でも、綾音は痩せたいって思ったわけじゃなくて、事故に遭って痩せたから、変わってしまった自分を探し続けているんです。繊細でかわいくて、まだいろんなことを知らないから、見ていると心配で仕方ない女の子ですね。
体が半分くらいに痩せたら、普通は「ラッキーじゃん」って思うじゃないですか。「あれもしたい」「これもしたい」って。
でも綾音はコンプレックスが結構あったから、人前に出たくないとか、昔の自分のまま。寄せられる好意にも鈍感ですけど、そこがまた綾音の優しさとかかわいいところなのかなと思いました。
11月1日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国公開
原作:「どすこい!すけひら」漫画:たむら純子 原案:清智英(講談社刊)
監督:宮脇亮
出演:知英 草川拓弥(超特急) 金子大地
松井愛莉 池端レイナ/富田望生 富山えり子 水島麻理奈
パンツェッタ・ジローラモ(友情出演)/りゅうちぇる /竹中直人
(C)2019 劇場版「どすこい!すけひら」製作委員会 (C)清智英・たむら純子/講談社