町田啓太インタビュー
――ファンの皆さんにとっては“待望”の写真集だと思うのですが、発売が発表された際にファンの方々から喜びの声や反響はありましたか?
ファンの方からのお声も届いていますし、本当にありがたいと感じています。早く感想を聞きたいです。
近いところだと、大学の同級生から動画が送られてきました。見たら、その同級生のご両親から「写真集おめでとう! 5冊くらい買うからね! いろんな人に配るから!」というメッセージだったんです(笑)。
そんなふうに言ってもらえるって本当にありがたいですし、早く皆さんのお手元に届いてほしいです。
――「東京編」と「群馬編」の二部構成となっていますが、こちらは町田さんのアイデアなのでしょうか?
興味のある場所を聞かれた時に提案させていただいたのが、新宿・ゴールデン街と地元・群馬だったんです。
新宿での撮影中、スタッフさんと「新宿は新宿の色を大事にしつつ、群馬では地元ならではの開放感が出ると面白い写真集になるかもね」という話になり、それで二部構成にトライすることが決まりました。
ゴールデン街ではタキシードを着くずして着ていたり、スタッフの方々と遊びながら作っていったので、新鮮な姿として映るのではないかと思います。
――「遊びながら」とのことですが、撮影中も意見は出されたりしましたか?
基本的には、ぐるぐると歩き回りながら撮っていたので、たまたま雨が降ったらスタッフさんと「この雨は生かしましょう」と話して、肩や髪の毛が濡れることも構わずに撮影しました。
光も作り込んだものはほとんどなくて、そこにあるもので撮ったりしていました。
――写真集のタイトルが「BASIC(ベーシック)」ですか、その由来を教えていただけますか?
いろいろなアイデアがあったのですが、撮った写真を並べたりインタビューを振り返った時に、自分の好きなことや興味のあること、根本的な考え方など自分のことがたくさん詰まっているなと感じたんです。
“今の自分があるのは、こんな根本があるから”という部分を表現しているので「BASIC」が一番しっくりくるのかなと思いました。