<いだてん>最終聖火ランナー役の井之脇海、2020年は「チャンスがあれば僕も関わりたい」

2019/12/08 06:00 配信

ドラマ

大河ドラマ「いだてん―」で坂井義則を演じる井之脇海(C)NHK

中村勘九郎と阿部サダヲがダブル主演を務める大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。

宮藤官九郎が脚本を手掛けた日本のスポーツの歴史物語で、日本で初めてオリンピックに参加した金栗四三(勘九郎)と日本にオリンピックを招致した田畑政治(阿部)が奮闘する姿を描く。

同作で1964年に開催される東京オリンピック開会式の最終聖火ランナー・坂井義則を演じるのが井之脇海だ。

坂井は広島に原子爆弾が投下された1945年8月6日生まれで、1964年の東京オリンピックへの出場を目指すが、代表選考会で敗退。田畑によって、開会式の最終聖火ランナーに抜てきされるという役どころだ。

そんな坂井を演じる井之脇が、役作りや共演者について語った。

「物語の集大成のようなシーンを担うので、少しプレッシャーを感じています」


――大河ドラマ「いだてん―」の出演についてのお気持ちを教えてください。

これまでに大河ドラマは、「平清盛」(2012年、NHK総合ほか)、「おんな城主 直虎」(2017年、NHK総合ほか)に出演させていただきました。

どちらも物語終盤の盛り上がる流れの中での出演でしたが、今回も1964年の東京オリンピックの最終聖火ランナーに抜てきされるという重要な役どころをいただき、とてもありがたいです。

僕の登場シーンが物語の集大成のようなシーンを担うので、少しプレッシャーを感じています。

脚本の宮藤官九郎さん作品は、映画「中学生円山」(2013年公開)以来、2度目です。今回もそうですが、宮藤さんの脚本はクスッと笑えたり心が温まったり、一方で気持ちがえぐられるせりふがあるなど、やっぱり面白いなと感じます。