<いだてん>最終聖火ランナー役の井之脇海、2020年は「チャンスがあれば僕も関わりたい」

2019/12/08 06:00 配信

ドラマ

大河ドラマ「いだてん―」で坂井義則を演じる井之脇海(C)NHK

聖火リレーは「チャンスがあれば僕も関わりたい」


――「いだてん―」の主人公である金栗四三(中村勘九郎)と田畑政治(阿部サダヲ)の印象はいかがですか?

四三さんはまっすぐな男ですよね。得体の知れない力を持っている人だと感じていて、本人が意図しないところで人から支えられ、好かれているような人物だなと。そして、陸上をやっている坂井さんからしてみれば、夢だったオリンピックに3度も出場、日本陸上のパイオニア的存在なので、若さや未熟さをふくめて同じ土俵に立てていないと感じたと思います。

そうやって、坂井の壁として立ちはだかる四三さんですが、その壁を乗り越える方法を教えてくれるのも四三さんです。クライマックスに差し掛かる2人のシーンは僕も気合いを入れて撮影しましたので、ぜひ見てほしいです。

一方、田畑さんもまっすぐで破天荒な男。あそこまで熱いとうっとおしいと思うかもしれませんが(笑)、でも、「物事を動かす人というのはこういう人なんだろうな」と思わせてくれる魅力的な人物だと思います。

阿部サダヲさんが演じているからこそというところもあり、いちファンとして田畑を見ていました。阿部さんとは「おんな城主 直虎」でも共演していて、とても大好きな先輩です。

――2020年の東京オリンピックに期待していることはありますか?

聖火ランナーとして走る役をいただいたからには、聖火ランナーには興味がありますね。チャンスがあれば僕も関わりたいですし、宮藤さんを筆頭に「いだてん―」メンバーがその後を走るとかどうですか(笑)?

ランナーの発表は今年の12 月以降とのことで、ぜひ関係者の方々、検討してみてほしいです。NHKの前だけを走る、とかでもいいです!(笑)