“パパ恋”塚地武雅&福本莉子の“おふくろの味”とは? 本上まなみは“家族に評判の味”を明かす
塚地武雅「エビフライが大好物の僕のために…」
実家の卵焼きです。味付けはうどんスープで、卵になめたけを入れて作るんです。僕は小さい頃から砂糖が入っている甘い卵焼きよりも、お出汁の卵焼きが好きで、僕にとってはおかんの味がベスト卵焼きです。
今でも実家にたまに帰ると作ってくれるので、「あーこれや、懐かしい」と思ったりして、「もっと頑張らなきゃあかんなぁ」って思える味です。
ちなみに、僕は食べ物で一番エビフライが好きなんです。おかんは小さい頃から僕がエビフライが大好物なのを知っているので、この歳になっても実家に帰るとエビフライを大量に作って待ってくれています。しかも、全部尻尾を取ってくれていて、たぶん口をケガしないようにってね(笑)。
僕はもうこんなおっさんなのに、おかんにとってはいつまでたっても僕は子供のまま。おふくろの味といえば、卵焼きとエビフライです。
福本莉子「母親と一緒に包んだギョーザが思い出の味」
母親の料理は本当に全部おいしいのですが、強いて一つ挙げるならギョーザです。子どもの頃、母のお手伝いをして、一緒にギョーザを包んでいた楽しい思い出が記憶にあるからかもしれません。
実は、第4話でおっさん多恵子とトモが一緒に台所でギョーザを作るシーンがあり、その時に実家を思い出しました。
今は一人暮らしで私も料理をするようになりましたが、母の味が恋しくなった時には連絡してレシピを聞いています。だから、たまに実家に帰ると何も言わなくても温かいご飯が出てくるのは素直に感動で、「やっぱり母のご飯はいいな、おいしいな」と思います。
本上まなみ「味の加減がおいしいと家族に言われます。その秘密は…」
基本バタバタしているので、お買い物でまとめてお肉やお魚を買い、切り身にしてお味噌やお塩に漬けて支度をしておくのですが、基本的に夕方、家族の顔を見てメニューを決めています。
洋風なら鶏をトマト煮込みにしたり、魚はカレー粉つけてソテーにしたり。和風なら香味野菜をたっぷり添えてみたり、照り焼きにしたり。家族には味の加減がおいしいとは言われます。
子どもたちが「今日は味がちょっと薄いかも」とかいろいろ言ってくれるので、そんなやりとりも食卓を囲む中で面白いですし、そういうふうにしてだんだん家の味が定まってくるものだと思います。茶碗蒸しもみんな好きみたいです。