『僕だけが17歳の世界で』主演・佐野勇斗、高校時代は「一生の友達に出会えました。でも女の子との思い出はないです(笑)」
AbemaTVオリジナルドラマ「僕だけが17歳の世界で」(毎週木曜夜11:00、AbemaSPECIAL)で、主人公の航太役を演じている佐野勇斗。2月20日の初回放送では、3日間で総視聴回数100万回を突破するなど、話題を集めている本作。高校2年生のときに突然この世を去ってしまった航太は、7年後のある日、17歳の姿のままで幼なじみの芽衣(飯豊まりえ)の前に姿を表す。航太が死んでからずっと前を向けずにいた芽衣は、変わらない航太の姿に戸惑いを隠せず…。そんな同作が今夜、第4話を迎える。
初恋同士の二人が時を超えて紡ぐラブストーリー。突然17歳でこの世から姿を消してしまったという難役に臨む佐野に話を聞いた。
恋愛模様に憧れは「全くないです」
――航太はどんなキャラクターですか?
「ピュアでみんなから愛されるキャラクターだなと思います。演じる際にも茶目っ気を意識しました。航太は17歳で死んで次の日に目覚めたら同級生のみんなが24歳になっているという設定なので、影響されちゃいけないなと思いながらも、たまに24歳のテンションの方に引っ張られちゃうことがあって。監督から『今、ちょっと17歳じゃないよ』と言われることもあったので、かなり気をつけていましたね。逆に本当に17歳のときを演じた過去のシーンでは、めちゃくちゃ深く考えずに楽しんで演じていましたね」
――同級生の伊織役を演じる結木滉星さんが「17歳の航太と24歳のみんなが楽しそうにするシーンがうらやましい」と話してらっしゃいました。
「結木くん演じる伊織は物語のキーとなる人物なので、みんなが大人になってからは彼だけがいないシーンが多いんですよね。現場でも『いいなぁ』って、ずっと言ってました。『男子校だったから、こういう共学の恋愛模様にすごい憧れてた』って」
――佐野さん自身は恋愛模様に憧れは?
「僕は全くないです。昔は冷めているタイプで、むしろ“なんでみんな彼女が欲しいって言うんだろう”って思っているタイプでした。最近はこういうお仕事をさせていただくことが多いから勉強のためによく恋愛作品を見ますし感動することも多いんですけど、昔は時間があれば男友達と一緒に遊びたかったです。今でもその考えはあんまり変わってないですけどね。だから滉星くんが『恋愛作品が好き』っていうのには、ビックリしました。なんていうんだろう…僕と似ているというか、男っぽいカッコ良さがある人だから恋愛ものが好きなタイプには見えなくて。『めちゃくちゃ好き』って言われたときは思わず『マジで!?』って言っちゃいました(笑)」