グンソクとテギョンは似てる?韓国ドラマ「美男ですね」の脚本家が来日!
7月15日(金)からTBS系で放送がスタートする「美男(イケメン)ですね」の、韓国版の脚本を務めたホン・ジョンウン氏、ホン・ミラン氏が来日。六本木で行われていたというドラマの撮影を見学後、取材会に登場した。
姉妹で執筆活動をしている両氏は、それぞれバラエティー番組などの放送作家としてキャリアを積み、'05年の「怪傑春香」(KBS)で共に脚本家デビュー。'08年には両氏にとって初の時代劇ドラマ「快刀ホン・ギルドン」(KBS)が成功を収め、この翌年に制作された「美男ですね」(SBS)でも話題を獲得。その後も、今春TBSで放送された「僕の彼女は九尾狐」('10年)などの脚本を担当しており、韓国だけに留まらず日本やアジア全体から注目を集めている。
日本でリメークされると聞いた時は「日本でのA.N.JELLがどのように新しく作り直されるのか、それぞれのキャラクターがどう描かれるのかが楽しみでした。今後も、作中に登場する“ブタウサギ”の人形や、4人での初ステージシーン、メンバー同士の人間関係、キスシーンなどの演出に注目しています」と脚本家としての目線でコメント。
また、脚本を書く時は“共感してもらえるかどうか”を大切にしていると話し、「このドラマは登場する男性キャラに格好いい、可愛い、優しいなど、いろんなタイプのキャラがいるので、多くの女性がファンタジーを見て、共感してくれた」と語った。
さらに、主演を務めたチャン・グンソクが“今まで演じた役の中で、ファン・テギョンが普段の自分に一番近いと周りから言われる”と発言したことに対し、姉のジョンウン氏は「劇中の中でファン・テギョンという人物は、若いながらもカリスマや個性があるキャラクターです。このような役を若いながらに演じられる人は限られてくると思います。その中で、候補の一番に考えていたのがチャン・グンソクさんだったんです。あと、彼は演技だけでなく、歌やステージの上で自分を“魅せる”演出をすることができる、まれに見る俳優さんなので、似てると言われることになったのかもしれませんね。」と裏話も披露してくれた。一方、妹のミラン氏は「韓国では脚本を決めてからキャストを決めます。なので、グンソンさんに合わせて似せるように脚本を変えたりすることはありません。しかし、彼の持っている魅力と、ファン・テギョンの魅力がうまい具合にマッチして、シナジー効果が得られたのだと思います」と明かした。
ホン姉妹は、続編についても触れており「今は、脚本の仕事をたくさん頂いていますので、すぐに考えられません。でも、映画などの続編としては可能性はあるかもしれませんね。今後、日本のA.N.JELLも、もちろん人気になると思うので、そうなったら韓国のA.N.JELLに続編について聞いてみたいと思う」と笑顔で話した。
'11年7月15日(金)スタート
毎週金曜 夜10:00-10:54 TBS系で放送
※初回は夜9:00-11.03の拡大放送