格闘家・朝倉未来が語るケンカ三昧の日々「自由を履き違えていた」
5月4日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に格闘家の朝倉未来が出演し、6回死にかけたという過去のヤンチャな生き様を振り返った。
現在27歳の朝倉は、総合格闘技大会「THE OUTSIDER」で史上初の2階級制覇を成し遂げた実力者で、2018年から参戦する「RIZIN」でも数々の強敵を相手に無敗を継続中。
また、自身のYouTubeチャンネルが登録者数100万人を突破するなど、YouTuberとしても注目を集めている。
そんな朝倉は10代の頃はケンカに明け暮れていたといい、当時の自分について「自由を履き違えていた」と反省。
暴走族50人を相手にした乱闘で失明寸前の大けがを負ったり、「アウトレイジ的な人」の事務所に1人で乗り込んで拳銃を突きつけられたり、死んでしまってもおかしくない体験が6回ほどあったという。
ヤンチャな振る舞いが積もり積もって、朝倉は16歳から18歳までの1年4ヶ月を少年院で過ごすことに。
少年院に入った当初は「出た後もヤンチャをしようと思っていた」という朝倉だったが、毎月届く母親の手紙や面会によって次第に心境が変化。
母親が「自分の育て方が悪かった」と泣いていたことを友人から聞かされ、朝倉は「大切な人を泣かせてまでヤンチャする意味って何?」と考えるようになったという。
出院後、格闘技の道へ進んで成功を収めた朝倉は、試合を見た母親が喜びの涙を流していたことにも触れて「少年院に入ってなかったら極道の世界にいたのかもしれない。捕まってよかったなと思います」と正直な気持ちを打ち明けた。
番組の終盤では「全国でヤンチャをしている皆さん、このことを肝に銘じてください。大切な人が喜んでくれる『何か』を見つけて全力でエネルギーを注ぎ込もう」とメッセージを。
格闘技だけでなくYouTubeにも挑戦した自身の経験を踏まえて「やる前から諦めずに、何でもできると思って挑戦していってほしい」と語った。
放送終了後、ネット上には「ヤンチャなエピソードも面白いけど、朝倉さんのストレートで熱い言葉に感動しました」「朝倉さんの言う通り、全国のヤンチャな人に届いてほしい!」など、朝倉が語ったメッセージを称賛する投稿も数多く見受けられた。
次回の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」は5月11日(月)放送予定。