ムロツヨシが生の舞台を渇望「やっぱり生で何かをやることで生きてきた」
5月12日放送の「川柳居酒屋なつみ」(テレビ朝日系)で、ムロツヨシがリモート環境でのエンターテインメントについて言及する場面があった。
この日の放送では、宇賀なつみ、尾上松也、塚地武雅(ドランクドラゴン)、ムロの4人がリモートで出演し、宅飲みトークを繰り広げた。
外出自粛が続く中、舞台の上に立つ仕事を続けてきたムロは「やっぱり生で何かをやることで生きてきてたんだな、っていうことを身につまされまして」と胸の内を吐露。
生の舞台での表現活動がままならない現状のもどかしさを「できるのにできない、したいのにできない」と率直に語った。
さらに、「お客さんがいなければ僕たちはこんなにも…なんていうか…いなくてもいい人間なのかもしれないと思ったり」と自虐気味に嘆きつつ、現在はSNSでのリモートライブに積極的に取り組んでいることを明かす。
リモートライブは、生ではない形であっても観客とのつながりを持つ貴重な場。
そうした活動について、「人前に立つ人間として楽しみになっている」と語り、家にこもる日々の励みになっていることを打ち明けた。
その後、世の中に広がりつつあるリモートワークについてもトークを展開。
ムロは、完全リモートで制作された5月8日放送のドラマ「今だから、新作ドラマ作ってみました」(NHK総合)の第3夜「転・コウ・生」に出演しており、その経験を踏まえて現段階でのリモートによる芝居の難しさを「本気の会話やテンポは無理」と説明。
外出自粛が明ける日を思い描きつつ、「演劇やコントなどライブで面白いものを見せられるかどうか、大きなミッションであり答えは難しい」と語り、生の舞台上でのエンターテインメントにこだわりを見せていた。
次回の「川柳居酒屋なつみ」は5月19日(月)放送予定。