<美食探偵>中村倫也、ソフトな語り口で「一旦CMです」こだわりの“特別編”が話題!
中村倫也主演のドラマ「美食探偵 明智五郎」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の「特別編」が5月24日(日)に放送された。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で撮影が中断した今作。予定していた第7話の放送は延期となったが、明智五郎(中村)によるナビゲートシーンや、地上波未放送だった本編の裏ストーリーが再編集されるなど、視聴者の心を離さない工夫が盛り込まれていた。(以下、ネタバレが含まれます)
明智のナビゲートが好評!
本作は「東京タラレバ娘」「海月姫」「偽装不倫」などを手掛けた東村アキコによる初のサスペンス漫画「美食探偵―明智五郎―」をドラマ化した作品。超美食家の探偵・明智が、連続殺人鬼と化した主婦・マリア(小池栄子)の犯す殺人の謎を解きながら、彼女との愛に翻弄されていく。
「いわば、お得意様のためだけのマル秘裏メニューなのだ」。このように明智が説明した今回の「特別編」は、放送延期となったことで視聴者を“残念な気持ち”にさせることはなく、より一層作品を楽しませることに成功したといえるだろう。
24日の「特別編」第一夜では、明智が美食家になったきっかけともいえる祖父・五十六(坂本あきら)とのエピソードを描いた「明智の少年時代編」と、“林檎”こと古川茜(志田未来)が“カップル毒殺事件”を引き起こしたもう一つの理由である悲しい生い立ちに迫った「林檎の少女時代編」の2本立てが放送された。
元々は本編の放送後に「美食探偵の(秘)裏メニュー」と題して、Huluで配信されるオリジナルストーリー。その2本をつないだのが、明智が暗い部屋にひとり座り、カメラ目線で物語をナビゲートする特別映像だった。