松浦勝人氏「老害になりたくない」名前を伏せた楽曲で新たな挑戦
松浦勝人氏の“挑戦”とは?
松浦氏はエイベックス設立当初からアーティストのプロデュースなど音楽制作を手掛けていたが、2004年のCEO就任後は社長業に専念。今年、約16年間務めたCEOの職を退任し、クリエイティブの現場に戻ることを決断した。
松浦氏はCEO退任後の展望について「そもそも音楽を作っているほうが好きだったから、それに専念する仕事をしたい」と本心を打ち明ける。
新作は自身の名を伏せて発表する予定で、現在ハワイで行っている楽曲制作の様子も番組内で公開。松浦氏はこの新作プロジェクトについて「5年以内に結果が出なければ終わる」と、“最後の挑戦”の覚悟で挑んでいることを明かした。
「Every Little Thingの時も浜崎あゆみの時も『売れなきゃ辞める』と言ってきた」という松浦氏は、今回のチャレンジに「でも、次のはもう『辞める』じゃなくて『退きなさい』『あなたはもうそこにいちゃダメですよ』ってことだと思う」と、特別な意味合いを感じている様子。
続けて「老害みたいなヤツいるじゃないですか。確実に時代に外れてるのに…。僕もそうかもしれないし、そういうふうになりたくないなっていうだけ」と語り、自虐めいた笑みを浮かべる瞬間もあった。
視聴者の反応は
放送終了後のSNSには、「50歳を越えても仕事への情熱がすごい」「ド派手な人に見えるけど曲作りとかは意外と地道にやってるのね」「好きなことに打ち込める時間があるのは幸せな人生ですよ」などのメッセージが寄せられていた。
次回の「アナザースカイII」は、7月17日(金)に放送予定。